栽培日記 2020年度

2006年度はこちら 2007年度はこちら 2008年度はこちら 2009年度はこちら 2010年度はこちら  2011年度はこちら
2012年度はこち   2013年度はこちら  2014年度はこちら  2015年度はこちら  2016年度はこちら   2017年度はこちら
2018年度はこちら 2019年度はこちら

12月19日 収獲したバナナはどうなった?
と聞かれる事が多々有りますが、結果は・・・
早すぎました。

結実後100日で収獲したのですが、その後ネットで調べると
70〜150日と幅が有り、気温と関連が有って当地の様な寒冷地では
日数がより多く必要らしいです。
収獲は12月になってからの方が良かったみたいです。
何しろ初めての事なので仕方無いですね。

園芸用ファンヒーター2台で加温しているのですが、その内の1台が
早朝に何回もエラーで止まってしまい結局新品交換してもらいました。
どうも強燃焼すると燃料供給が不足する感じです。
本日取り換えたので数日間様子見です。
数日前は3℃まで下がり葉が枯れるのではと心配していますが、
そこまで下がったのは1〜2時間程度なので、多分大丈夫でしょう。


さてパセリ圃場は来作の準備が完了しました。
今年から塔立ち対策の為、播種日を遅らせて12月15日としました。
ポット移植は1月中下旬予定です。


11月21日
地植えを追加しました。
鉢植えで株分けするタイミングを逃して、2本生えていたのを地植えしました。
地植えならば2本いっしょでも大丈夫かと思います。
底の部分と培養土に飯田の「しもえだ」さんの堆肥を使用しました。
パセリやにんじんで使用している堆肥です。
牛糞、豚糞、鶏糞等の堆肥で、完熟しているので匂いはほとんど感じられません。
別の地植え品にもこの堆肥を使用しましたが、不使用品と区別して
違いを観察するつもりです。

ここ数日気温の高い日が続いていますが、ハウス内の最低気温は
12℃から13℃。
最高気温は32℃から33℃の範囲に収まっています。
最低気温が5℃を下回るようならば、島バナナとモンキーバナナは
室内に移動する予定です。

11月11日
本日SBCテレビ取材の中バナナを収穫しました。
まだ早いかな?とも思いましたが、気温も下がって来ましてもう限度かとも
思いますので収穫しました。
これから追熟するに温度、期間は?
これから考えます。(笑)

加温を始めたので厳寒の冬季もゆるやかに成長を続けますので
来年に超期待です。
課題は
@実をいかに大きくするか。(現状12Cm)
  土、肥料,夏の温度管理(ハウス内の温度が高すぎる)
A蕾が出来る時期を6月末頃までに出来るか?
等々。

先週2本地植えを追加しまして、更にもう2本、又大きなパセリハウスの片隅に2本
と地植えを追加して行きます。

地植えを主に考えているのは、鉢植えですと結実までに4年以上かかりそうですし、
結実しても実が小さいですのであくまでも趣味の範疇になります。
ネット上で栽培している方を探して問い合わせをしましたが、鉢植えは難しいです。
商売とするならば地植えを主に、株分け用に鉢植えとする考えです。
来年度商業化の目処が立てば新たに農地を借りて本格的な栽培に
着手する計画です。
現在30数本になりましたが、来年は少なくでも50本は超えるでしょう。
置き場所が無くなりましたら苗の販売も考えています。

なお現在20時,スマートホンで確認すると、ハウス内温度は13.0℃
近隣に有る自社コインランドリーのエアコンの情報では外気温2℃
+11℃の加温能力です。
これならば理想の状態です。
又屋根に排気設備を設置しまして、日中でもハウスを閉めきりでも
良いようにしました。
この排気設備は、形状記憶合金により約25℃よりシャッターが開き始めて
陽が当たると太陽光パネルで発電してファンを回す優れものです。
これにより最高温度は:現状30℃から33℃になっています。

今回設備に約40万程の費用がかかりましたが、上手くいけば
助成金を活用して自己負担が3分の1ですむかも?

10月29日 10月21日でパセリの収穫は終了しました。
今期収穫量は1560ケースと前年比−135となりました。
7月の長雨と8月の猛暑による根腐れ発生が主因と思われます。
しかしながら、品薄により9月中旬以降、1万円超で価格が推移したので
今期平均価格は6,200円/箱と前年比+900円/箱と高くなりました。
価格変動の激しいパセリは豊作はけして喜ばしい事では無くて、品薄傾向の方が
収入は多くなりまして、どちらが良いか?ですね。
パセリハウスは現在,土壌還元消毒中です。


さてバナナハウスに待望の加温設備を設置しました。
ダイニチの園芸用暖房機「蘭」を2台購入して、90Lの灯油タンクを
接続しています。
更にハウス内の温度を監視する為、「温度とり」を購入しwifi接続しています。
wifi接続には苦労しまして、ハウスは会社事務所から60m離れていますが
幸いにも障害物が有りませんので、2階事務所の窓際とハウス内に中継器を
設置して現在安定して通信出来ています。
温度の上限、下限の警報発報も可能です。
温度監視はスマートホンで確認でき、温度変化はグラフでも見る事ができて
大変便利です。

これで厳寒期も寒さに弱いバナナの栽培が可能となりましたので、沖縄島バナナ、
スーパーミニバナナは冬季もハウス内で栽培する事にしました。
(共に最低気温5℃)
バナナの実が成っても問題は味ですが、フルボ酸が良いとの事がネット上に
有りましたので、現在フルボ酸を試験的に散布しています。

来年は10本程度は結実できるかな?と思っています。
又スーパーミニバナナも、もしかして?

スーパーミニバナナ
60Cm超で実が成るとの事。
既に吸い芽が2本伸びてきていて、1本が3本になりました。

沖縄島バナナ(手前中央)
最長5m程になるとの事ですが、ハウス内では無理!
中間カット方法になりそう。

10月3日 パセリの収穫は終盤に差しかかって来ました。
ここ一週間は12,000〜13,000円台と高値で推移していて
今期の累計での平均価格は5,700円と上がって来ました。
最終的には平均価格6,000円程度にはなるかと思います。

今期は前半は新型コロナにより飲食店向け需要減となり価格低迷。
緊急事態宣言が解除された後、価格は平年並みになりましたが
7月の長雨に続く8月の猛暑により相当数の腐りが発生しました。
特に低地側に有る4棟の被害が大きかったです。
総収穫量は1,600ケース弱になる見込みです。
8月30日
バナナらしく成って来ました。
10段以上になりましたが、先端の方の花が取れて落ちてしまうので心配して
苗の購入先に問い合わせした所、先端の実はならないそうです。
10段程度は大丈夫かな?

栽培の自信が付いて来ましたので、寒さに弱いスーパーミニバナナと沖縄島バナナ
の苗を購入しました。
冬季は家の中に入れ、防寒対策をした上で、エアコンで10℃以下にならないように
する事を考えています。

又ビニールハウス内のアイスクリームバナナは園芸用のファンヒーターを設置して
5℃以上にする事を検討中です。
8月15日
パセリの累計収穫量1160ケース程
旧盆休み前の13日の平均価格は9,000円台/箱
市場によっては1万円超の価格になりました。

連日の猛暑に夕立がまったく有りませんので、人参の撒水に追われています。
最終の播種が12日でしたので、発芽までの約1週間は水が欠かせません。

画像は6月初に播種した人参です。
手が回らず草に覆われてしまいましたので、4人がかりで草取りをしました。
8月12日
日々変化していくバナナ
バナナの形らしくなって来ました。

越冬人参の播種完了しました。
今年は長梅雨の影響で遅れてしまいました。

8月8日
又増えました。
8月7日
ついにバナナ、花が咲きました!!
ひとつの塊に10本程度有ります。
毎日写真を撮っています。
一昨年10月に苗を購入して、昨年春ハウス内に地植えしたものです。
7月30日
バナナに蕾 ?

本日朝、バナナに水やりをしている時、ふと上を見たら何やら紫色の葉が!
これってもしかして蕾かな?
蕾としたら約3ヶ月後には結実して初めて食べる事が出来るのか?!
期待いっぱいです。
7月20日
パセリの累計収穫量は950ケース超
間もなく1,000ケースになります。
人参の播種ですが、年内収穫分は完了しました。
残りは越冬人参です。

画像は収穫風景です。
7月3日
パセリの累計収穫量は760ケース
価格は更に上昇し6,000円台になりましてやっと安心しました。

にんじんの2回目播種は6月26日に出来ましたが、天候の為か発芽が遅れています。
暫く雨天が続きそうですので3回目の播種はいつに出来るのか?

6月20日
パセリの累計収穫量は560ケース程になりました。
コロナウィルス騒動により低迷していた価格は、この1週間で1、000円/箱程
上がって来ました。
価格低迷による収入減は収入保険で補填されるのでそれほど心配はしていません。
昨年度の決算が終わりましたが、やや価格が安かったので最終的に収入保険から
補填される見込みです。

人参は取りあえず16条播種し無事発芽しました。
先週次の播種の予定でしたが、タイミング悪く雨が降ってきたので延期しました。

下の画像は育苗ハウスで栽培中のアイスクリームバナナです。
無加温ですので冬季はすべて葉が枯れましたが、3本を除いて新しい葉が出て来ました。
その3本も横に新しい吸い芽が出て来ています。
観察した所によると、ハウス内温度約3℃以下で葉は枯れます。
冬季のハウス内最低温度はマイナス3〜4℃でしたので、+10℃程加温すれば、
葉が枯れる事は無いと思われます。
冬季の枯れを防ぐ事が出来れば2年程度で結実まで可能と思われますが
さてその加温方法は?
採算性を無視すれば簡単な事ですが・・・悩む所です。
現在地植えのバナナが2m超の長さになっています。
5月5日
パセリの収穫開始は5月7日からになります。
例年ですと収穫開始を待ちに待っているものですが、今年は新型コロナウィルスの
影響で、飲食店の休業・営業時間短縮により需要が少なくて暗いスタートです。
パセリは業務用の需要比率が高いので仕方ないですね。

一方2月中旬よりスタートした越冬人参ですが、コロナ騒動によって直売所での
売れ行きが日増しに増えて行き、多い時は平年の2倍程売れました。
5月2日で販売終了しました。


2018年度はこちら  2019年度はこちら
2012年度はこちら  2013年度はこちら 2014年度はこちら 2015年度はこちら 2016年度はこちら 2017年度はこちら
2006年度はこちら  2007年度はこちら 2008年度はこちら  2009年度はこちら 2010年度はこちら 2011年度はこちら