栽培日記 2012年度

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12月21日 パセリの定植は予定通り本日終了。
1棟のみプラグポット苗を植えて毛苗とどちらが良いか比較します。
結果は3〜4月に出るでしょう。
余った苗はポットに移植して植え直しに使用する予定です。

越冬人参の収穫は年内は24日で最終として、来年2月までお休みとなります。

12月18日
パセリの定植開始
本日は2棟と1畝終えて、4日間の予定です。
12月になってからの寒波で自家苗の生育が遅く今回の定植には
間に合いませんでした。
苗屋さんに依頼して有った苗を使用しています。
無加温の育苗ハウスの為、トンネル内でも最低気温−3.7℃の日
が有りましたので未だに本葉が出ていません。
12月07日 越冬人参の早出し販売を直売所で始めました。
自信作なので価格を高めにしていますが、やはり売れゆきは少々悪い。
平日ですと1日10〜18袋の販売量に留まっていましてお金にならない!
「安くないと売れない」これは田舎の直売所の宿命ですが、リピーターに
期待して根気よく売って行きます。
パセリの定植が始まる前に年内の収穫を終える予定ですが、学校給食用の
注文が有るのでどのようにするか考え中です。

さてこの人参のキャッチコピーを思案中ですが
「にんじん嫌いの自分の為に作りました」
「にんじん嫌いの方の為の人参です」
「甘〜い! にんじんらしくない人参」
どんなのが良いでしょうね?
この時期としては珍しく朝の冷え込みはマイナス6℃
真冬並の冷え込みですので糖度も増しているかな?
 
12月05日
品評会の賞状と賞品が届きました。
有りがたい事ですが、賞品はねずみ取り(粘着式)・・・(笑)
12月02日 越冬人参糖度測定

糖度「7.9」
目標糖度は「8」ですが、ほぼ達成しました。
食べた感想は、最初は人参臭がしますが噛み終えた後は
口の中にほのかな甘みが残ります。
12月01日
越冬人参の冬支度
凍結防止の為籾殻を撒いています。
今まで手で散布していましたが、試験的にブロードキャスターを使い
多少手を加えてうまくできました。
葉が枯れてから再度散布します。
一部は来週から直売所で販売開始予定。
今年は冷え込みが早いので糖度も増していると思いますが?

なおこの人参はJA上伊那祭り品評会で銀賞を受賞しました。
(2年連続)
金賞を目指したのですが・・残念!
11月16日 山ごぼうの収穫は6割程度完了しました。
やはり今年は重量が少ないですね。
発芽率が低いのと全体的に小さいのが原因ですが、来年は
シーダーを止めて通常の播種に変更予定です。

中学校からにんじんのご注文を約30Kg程頂きました。
本日個人用途用にほしいとの事で30本ほど収穫しましたが
形・大きさもほど良く納得できるにんじんとなりましたので
今月末頃から収穫して直売所にて販売予定です。
8月初播種のにんじんは病気もほとんど無くて栽培しやすいですが
キアゲハの幼虫に葉をけっこう食べられます。
でも子供の頃アゲハ蝶をふ化させた事も有って蝶には愛着も有りますので
多少食べられることは致し方無いかと。

11月11日 11月5日より山ごぼうの収穫を開始しました。
今年はやや小さめな出来でして、納入先の要求には近くなって
いますが、当然重量は少なくなり金額的には?
従って収穫までの経費を考えるとそれほど良い作物では有りませんね。
来作は山ごぼうを減らして人参を増やす計画です。
越冬人参は既に収穫可能な大きさになりましたが、一部12月から
収穫して直売所や地元スーパーで販売予定となっています。
10月末に箕輪町の小学校の栄養士の皆さんがにんじん圃場の
見学にいらっしゃいました。

パセリはもみがら・薫炭・堆肥の散布は完了。
土壌診断の結果が出次第施肥を行います。
今年パセリの苗は専門業者に依頼しましたが、一部自社で播種しました。

10月21日
15日〜17日まで3日間熱水消毒を1棟のみ行いました。
(設備は借用)
データによれば20Cmの深さまでは50℃まで温度が上昇して
フザリウム菌等は死滅したと思われます。
この結果は来年にならないと分かりません。
10月14日
越冬人参
順調に育っています。
今年は2圃場に分かれて昨年の2倍の作付け面積です。
10月08日 忙しくて収穫が遅れている春まきの人参ですが、本日収穫・洗浄してJA直売所に
持ち込みました。
午後になってしまいましたが、他の生産者の様子を見てから値決めしようと店舗内を
見に入った所、きょうは何故か人参が多いのです。
ちょっと高い価格を付けているな〜との印象。
それに見た目が・・・・・。
こちらは当初より120円/3〜4本(約500g)と決めていたのでその通りにして、
15袋だけ様子見に置いて来ました。
午後3時現在の売上情報メールが来て見たところ14袋との事。
きょうはそれほど店内は混雑していませんでしたが僅か1時間半で14袋とは好調な
すべり出しでした。(午後6時現在完売)
毎日多く出したい所ですが手が回らないし、それに腰痛がちょっと悪化していて
少々厳しいです。
同時に出したバターナッツカボチャは売れたのは1個と予想通り厳しいスタートでした。

10月06日 パセリの収穫終了!
最終の収穫はすべての葉を採りますので通常の収穫の2倍ほどの量になります。
体育の日前の1週間は価格が跳ね上がりますのでこれに合わせて総動員で
ハウスと露地すべて収穫しました。
来週になりますと需要減と他産地の出荷量が増えて価格が急激に下がるのが
通例ですので、計算しますと今週出荷した方が金額が多くなります。
この1週間だけの売上は今シーズンの売上の20%弱になりますが
それだけパセリの値動きは激しいと言うことです。

来週からは後かたづけしてすぐに来年度の準備に入ります。
今年は熱湯による土壌消毒を1棟のみ無料(灯油のみ自己負担)で行って
もらえる事になりその結果がどうなるのか楽しみです。

今年はうどんこ病の発生が狭い範囲で収まりましたが、2年続いた真冬の枯れの原因が
まだ特定できない状況ですが、熱湯消毒を含めて今年は土壌消毒を完璧に行う予定
です。

10月03日 パセリの収穫は残り2棟で最終となります。
価格は1万数千円が続いていますが、定額の相対取引が一定量有るため
有る程度足を引っ張っています。
生産者の為に価格安定化目的と称していますが、Excelでシミュレーションすれば
シーズン通して安い年は生産者のメリットは僅かで、一方高い年は大きな
金額が遺失利益となります。
いずれ大きな反発が生じるかも?

今シーズンのパセリ収穫量は平年よりやや多めで、平均価格は高めとなり
及第点の結果となりました。
9月15日 予想通りですね きょうの上伊那産パセリの市場価格は1万円台。
来週はこのまま高値で推移すると思われます。
1万円超えたら「緑のダイヤ」と言っても良いでしょうね。

7月下旬播種のとうもろこしですが、きょう1本採って見ましたら幼虫に
食べられていました。
慌てて収穫できそうなのを5本ほど採りましたが、幼虫が食べ始める寸前。
1回だけ薬剤を散布しましたが、効果が無かったのか?
さっそく食べましたがこれが何と甘く美味しいこと!
今年食べたもろこしの中では最高の味でした。
収穫タイミングが良かったのでしょう。
ちなみに品種は上伊那産主力のバイカラコーンです。
9月14日
パセリの市場価格(上伊那産平均値)は本日9,000円台
明日は1万円の大台に乗るのかな?
来週は目一杯の収穫で週50ケース超計画。

画像は山ごぼう(もりあざみ)圃場の状況です。
8月下旬頃より生育が早くなります。

9月6日 7月下旬からは山ごぼう・にんじんと幅が広がるため忙しい日々でした。
一番は草との戦い。
特に山ごぼうは効果的な除草剤が無く、最も草が繁殖する時期ですので
油断すると草に被われて大変な事になります。
今年は近所の方に依頼して2週間かけて1本1本草を抜いてもらいました。

さてパセリは夏バテで収穫量は少ない時期ですが、需要期に入り価格が
上昇してきました。
現在品薄傾向で有りまして今後高価格が期待できそうです。
幸いにも今年はうどんこ病の発生が大変少なく、収穫量の大きな落ち込みも無く
比較的安定した収穫量となっています。
週40ケース前後の収穫量に留めて、高値の時に多く収穫できる様調整しています。
最高値で2万円を願っていますが?

8月11日 南箕輪村広報と共に全戸配布される農業委員会だより第3号に南箕輪村内
農業生産法人第一号の当社が紹介されました。
掲載前に私の顔写真をと言われましたが、それは堅くお断りしました。

今年は山ごぼうの播種を約1週間遅くしたことと、雨が降らず山ごぼうの灌水に
日数がかかった為、越冬人参の播種が遅くなってしまいました。
越冬人参は今年ふたつの圃場で栽培しますが、内ひとつの圃場は8月4日播種
ふたつ目は本日播種しました。
今年もシーダーテープを使用、総延長4,000mとなりました。

栽培実験中の赤パプリカはやっと赤く色づいて6個ほど収穫。
しかしアブラムシとダニが発生してしまいました。

毎年ワレが生じて上手に作れなかったトマトですが、今年はきれいなトマトが
実りました。
残留肥料が有るので一切肥料は散布せず、又雨が少なかった事も幸いしたと
思います。
しかし糖度は5.5と甘みが少ないです。

パセリの収穫量は本日で累計1,000ケース達成。
7月初旬より低迷していた市場価格は盆前で有るので本日6,500円となりました。
暑さに弱いパセリなのでこれから収穫量は減少して品薄になりますので9月〜10月の
高値に期待したい所です。

7月21日
16日に山ごぼう(モリアザミ)播種 面積40a
昨年に引き続きシーダーテープにより行いましたが、種間隔を昨年比
半分にして密着度を高めました。

来週は越冬人参の播種を予定しています。
7月8日
気温上昇と共にパセリの収穫量は減少して来まして現在の所、週90ケース前後
となっています。
価格は例年通り低下して来て3,500円前後となっています。

画像は育苗ハウスで栽培中の赤パプリカです。
果たして色付いてくれるのか?
6月15日
パセリの収穫はピークを迎えました。
今週の収穫量は100ケース超となり、累計収穫量は来週500ケースになる予定です。
価格は一時より落ち着いて5,000円台が続いていますが、露地パセリの出回りと共に
値下がりしますので、それまでの間いかに多く収穫するかがポイントです。
6月3日 先週のパセリ収穫量は78ケースとなりましたが、5月度の収穫は
ほぼ平年並みとなりました。

ひとつ不思議な事が有りまして、常識的に考えて日当たりが良ければ
生育が良いはずですが、太い茎で収穫量が比較的多い棟は1号棟と2号棟でして、
この2棟は南東側に有るやや大きい木の陰となって、朝日が当たりません。
又JA配送センターの建物によって北側の棟(1、2号棟)は全体的に朝日が当たりません。
4月頃までは午前10時頃までは日が当たらず暗くなっています。

この事は数年前より気になっていましたが、今年の状態によって間違いでは無いと
確信しました。
棟の北側が日陰になりますが、北側程茎が太くこれは明らかに日照と関係が
有りそうです。
ハウスの東側の一部に何らかの方法で朝日を遮って実験を行う価値は有ると
考えています。

昨年初めて栽培したバターナッツですが、それほど売れる物では無さそうですので
今年は50株(昨年200株)植えました。

自家消費用トマトは20株としました。

お勧めするトマトが有りまして、諏訪市湖南(コナミ)田辺(タンベ)地区のトマトは
今までに食べた中では最高の味です。
この地区にはトマト農家が数軒あるらしいですが、すべて同じ味なのかは
分かりませんが、その中の1軒のトマトを昨年夏と数日前に食べました。
これを食べたら他のトマトはとても食べられませんね。
もちろん土耕栽培でして水耕栽培では良い味は出ません。
私は野菜の工場栽培否定派ですが、その理由のひとつは本物の味を出せるのか
です。

5月31日 パセリの市場価格はやや落ち着いてきていますが、3巡目が終わる段階では
まだ収穫量が大きく伸びません。
累計出荷数は200ケースを超えた所です。
寒気の流入による気温低下が原因と思われますが、6月下旬頃から出荷が始まる
他産地の露地パセリの生育に影響は有るのでしょうか?
過去を見ますと5月の収穫量減はシーズン通しての収穫量も減っていますので
今年の長野県産パセリの出荷量は平年より少ないと予想しています。

当農場では6月中旬より週100ケース超を計画しています。

5月22日 本日露地パセリ定植 約45m 5畝
6畝準備しましたがハウス内に補植の為使用するので1畝分不足。

それにしても異常気象ですね。
霜注意報は出ていますし、外は涼しいと言うより寒く感じます。
その為パセリの収穫量は足踏み状態で、これでは品薄状態の解消は
まだ先になるかと思います。
市場価格は高値張り付きです。

5月20日
高騰しているパセリ市場ですが、今週出回り量は少しずつ増えると
思われますので沈静化の方向と予想しています。
それにしてもJA上伊那産パセリの価格が1万5千円台
になったのは5月としては初めてかと思います。
画像は生えそろって来た今日の3号棟の状態です。
5月17日 パセリ市場は異常事態ですね。
超品薄 静岡→長野と産地リレーとなるはずがポッカリ空いてしまった感じです。
低温による生育遅れが主たる原因でしてJA上伊那管内でも、1日十数ケース止まりです。
当農場は本日より二巡目に入りましたが、数量は前回とほぼ同じでまだ増えません。
市場価格は連日高値更新中で5月としては過去6年間最高値となっています。
気温が上がって来ましたので来週には数量が増えるかと思います。

本日露地パセリのマルチをかけて来週定植予定です。

5月14日 NHKためしてガッテンでパセリに付いてのテレビ放送が有りましたが
その後パセリの苗が売れているそうです。
自分でパセリを育てようとお考えでしょうが、果たして成功率は?
ネット上に有るパセリの栽培方法を見ると何故か「乾燥を嫌う」
と書かれているのが目に付きますが、このように書かれていると
誤解されるか思います。
乾燥させないようにと毎日たっぷりと灌水していますと根腐れを起こしますよ。
それと収穫の仕方が問題です。

さて長野県産パセリの出だしが悪いように感じます。
上伊那産もちょっと不調ですね。
しかし市場価格は高めで本日8,000円超となりました。

当農場は明日で8棟一巡しますが、合計60ケース弱となりそうです。

5/15追記
一巡して59ケースとなりました。
価格は1万円突破、この時期としては珍しい高値です。
品薄でしょうがこの低い気温では生育が遅いでしょう。

5月12日 パセリの収穫は予想外に多くなって8棟中5.5棟収穫して
43ケースとなりました。
価格も7,000円台と高値で順調なすべり出しとなりました。

越冬人参でこんな話が・・
廃棄品をご近所に配っていたのですが、そのご近所の方は更に
知人・親戚筋に配っていました。
最近になってその配った先の方がおばあさんにその人参を買って来いと
言われてどこで販売しているのかと訪ねて来たとの事です。

おばあさんはおいしい人参だったから又食べたいと言い出したらしい
ですが、でももう収穫は終了しているのですよね。
幸いご近所の方が土付きで保存して有ったのが残っていたので
それを差し上げたとの事です。

嬉しい話ですね。
さあ今年も頑張って人参を作ろう! と言う気持ちになります。
新たな圃場で良い人参が作れるのか確かめるため春蒔き人参を
今週3畝播種しました。
荒れ地だったので太い草の茎がまだ残っていて状態は良くありませんが
ロータリー耕を繰り返して良い圃場にするつもりです。

「わらび」ですが、時期的に収穫する時間が無く、どう対処するか検討していますが
旅行会社のツアーに組み込んでもらえるよう打診中です。
近日中に視察に来てもらう予定ですが、来年からツアーの一部に「わらび狩り」を
加えてもらえるかも。

5月5日 人参の圃場2カ所に堆肥を散布してもらい春撒き人参の圃場は
施肥も完了し暫くしましたら播種する予定です。
荒れ地で肥料成分のバランスが大きく崩れていましたので
施肥量はやや多くなりました。

上伊那産のパセリは1農家が少量ずつ出荷を始めましたが価格は
高いスタートとなっています。
数量が増え始める来週はやや下がるとは思いますが期待できそうです。
本日生育状況を見ましたが中央部は背が高く伸び始めて勢いが
良くなって来ています。
第一週は20ケース以上収穫したい所です。


4月28日
パセリの収穫は5月8日開始と決定しました。
上伊那地区のパセリ収穫、今年はスロースタートと
なりそうです。
各農家共、様々なトラブルが発生し出荷量は少なめで
スタートし、ゆっくり増加の見込みです。
他産地はどうでしょうか?
もしかして品薄?
いずれにしましても全県的にパセリ農家は減少の一途かと。

越冬人参ですが、次回作から地元スーパーでも販売する事に
なりました。
作付け面積は今回の2倍として、新規圃場の土壌分析を行い
堆肥と肥料散布を近日中に行う予定です。
取りあえず春まきにんじんで、良い物が出来るか試験栽培を
行います。

たらの芽の天ぷら(写りは悪いですが)

わらび圃場の横に植えて有るたらの木(約50本)
昨年は収穫時期を逃してしまいましたが今年は大量収穫。
今の所自家用ですが、更に増やして販売できるまでに
する予定です。
4月22日 越冬人参、本日で完売 終了しました。
昨日は直売所での販売数量118袋と1日としては過去最高を記録。
栽培面積はたったの6aですが、総収穫量は約2t
反収は露地としては驚異的数字となりました。
甘い味も評判が良くて来年は拡販を計画していますが、新規の圃場で
果たして人参が栽培できるかを春まき人参で試す予定です。


パセリハウスの状態。
隙間が見えるのは1月に枯れて補植した場所です。
次回は活着を良くするためプラグにての定植を行う予定で
現在その実験中です。
露地栽培はすべてプラグで行います。

4月15日 爆弾低気圧で折れ曲がったハウスですが、近所の方の応援も有り
どうにか使用できる程度まで修復出来ました。

越冬人参の掘り取りは終了し土付きで倉庫に保管後、数日販売分を
洗浄しています。
気温が上昇して来ましたので、洗浄後保冷庫に入れて翌日販売分のみ
袋詰めする事にしました。
糖度も落ちて来ましたので「甘〜い人参」の看板は下ろして普通の人参
として販売中。
4月になった方が品薄の為人参は売れますので、来年は3月中は甘い人参と
して販売し、4月販売分は3月中に収穫・洗浄して保冷庫にて保存して
普通の人参としての販売を計画しています。
現在保冷庫にて保存状態の変化を実験中。

4月14日
今年試験的に栽培するパプリカ(赤)を定植しました。
育苗ハウスに10株植えましたが、今後パセリとの輪作と
して計画します。
4月8日 先日の爆弾低気圧により、当農場も被害が発生しまして
1棟が修復不能な損害となりました。
幸い植わっているパセリは無事でしたが、ビニールを応急的に
貼る工事をしてもらいました。
パイプの曲がりが酷い為修理不能で、建て直す以外に方法は
有りませんが、下りる保険金も僅かで、材料材が高くなっている
今の状況では、その気にもなりません。
今後残り7棟で栽培していくつもりです。

一言不満を言わせてもらえば、関係者が入れ替わり立ち替わり
被害状況の調査と称して視察に来ますが、不愉快以外なにものでも
有りませんね。
助成金なり何らかの補助が出るならいざしらず、被害を受けた側には
何の役にも立たない視察は遠慮して頂きたい。

さて越冬人参の収穫は最終段階となりましたが、直売所での販売は
更に好調となり、洗浄・袋詰めに忙しい日々となっています。

「当スーパー一押し」と称して○○微生物栽培 スイートキャロットが
4本(約500g)入り 198円で地元スーパーで売られていました。
これを購入して当農場産と比較しましたが、間違いなく当方が勝っていましたね。
色つや・甘さ共充分に勝てると感じました。
こちらは3本入り(約500g)を150円で販売していますが、安すぎたかな?
直売所での売れ行きが右肩上がりなのは、味の良さが理解頂けたと解釈
して良いのでしょうね。

3月29日 27日にパセリの植え直し約170株。
3月初旬に毛苗で植えた株の枯れが多かったです。
これでほぼ落ち着いたと思われますが来年からはプラグトレイを
使っての移植を考えています。

越冬人参 JA直売所「あじ〜な」での売れ行きは衰えること無く
むしろ増えている感じです。(累計1,000袋突破)
平日でも50袋完売状態が続いていまして、納品量を増やせば
もっと売れるでしょうが、袋詰めは夜なべ仕事ですし、兼業なので
これ以上増やす事は少々厳しいです。
ほぼ半分収穫しましたが気温も上がって来ましたので、収穫を急ぎ
一部を洗浄した後保冷庫にて保存します。(5℃にて保冷)

3月25日
エコファーマー(環境に優しい農業者)の認可がおりました。
認定番号 上伊那−566
対象作物:パセリ・山ごぼう・人参
マークの使用は申請中です。

3月14日に近隣の宮田村商工会 工業部 ものつくり研究会の
皆様が見学に来られました。
3月15日 越冬人参売れ行き絶好調!
JA直売所あじ〜なにて本日は50袋完売!(連日完売)
陳列すれば売れると言う感じですが、なにしろ陳列場所が狭くて
30〜35袋程度しか置けませんので、昼頃2回目の納品をしないと
販売数量が増えません。
明日は60袋、土日は1日100袋目標です。
(昨年は福島原発の放射能汚染の問題で当地への買い出ツアー
も有ってピークで106袋/日売れました。)

加盟している食の輪プロジェクトを通じて初注文を頂きました。
今年は試験販売として、来年度以降の販売方法を確立したいと
考えています。

3月7日
ビニールハウスの中で
ゆっくり生育している
パセリです。

昨年に引き続き枯れが
発生しましたが、その原因の
最終結論は「寒さ」。
昨年・今年と寒さが厳しく
かつ一日の寒暖の差が
大きい事が主原因と考えて
います。
但し植え方による事も有りそう
でして、プラグトレイによる
定植を実験中です。
にんじんの収穫。
山ごぼうと同じ収穫方法です。

来週より本格的に収穫予定。

にんじんを販売している「あじ〜な」


なおこのにんじんは
JAかみいな祭り品評会において
銀賞を受賞しました。

表面の薄黄色に見える物は
「籾殻」です。
にんじんの凍結を防ぐと共に
次の作付け時、土を軟らかくする
効果が有ります。
その為真っ直ぐ長く、かつ横シワの
少ない人参が出来ます。
3月3日
越冬人参 初収穫!
1畝のみビニールで被覆して雪・雨を防ぎ又土が凍らないように
してどうにか収穫出来ました。
60本ほどは予約注文,残りをJA直売所にて販売予定。
本日今年初めて様子見で21袋を販売した所 完売!
大きさにより3本で150円〜180円に価格設定しましたが
他の生産者は120円程度と安い!。

売れるかな? と多少不安はありましたが、売上情報メールによると
12時で16袋
15時で19袋
18時で21袋
昼前に見に行った所、他の生産者のはそれほど売れていませんでしたが
当農場品は残り僅かとなっていました。

他の生産者の人参と比較しますと
@色が鮮やか
A横シワが非常に少ない
味には自信が有りますが、それは食べてみないと分からないですよね。
見た目での勝負でした。

来週前半は天気が悪そうなので果たして収穫できるのか?
月曜日販売分までしか収穫して有りませんので品切れになりそう。
1月31日
越冬人参の圃場です。
昨日の朝は今シーズン一番の冷え込みで−10℃でした。
1月中旬頃に10Cm弱積もった雪が未だに溶けません。
極寒の当地ですが人参は大丈夫かな?
土は凍っていますので朝の冷え込みが緩くなってから収穫を予定しています。
1月3日 本日ハウスに入り状態を確認しました。
7号棟と2号棟を見ましたが、7号棟は見た範囲ではすべて良い色をしていて
順調に生育。
2号棟ではやや元気のなさそうな株が数株見受けられましたが、ここもほぼ順調な
生育となっていて取りあえず安心しました。

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