栽培日記 2011年度
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12月26日 |
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12月23日 | パセリ定植19日〜22日までの4日間、予定通り完了しました。 約13,500株手植えです。 多い日は2棟と2/3と約4,300株ほど植えましたが、最初の年と 比べるとずいぶん早くなったものです。 前作は原因不明の枯れに苦労しましたが、さて今年は? 考えられる対策はすべて行い万全の体制で臨みましたので それほど心配はしていませんが、でもちょっと不安ですね。 さて来年は赤パプリカを試験栽培予定です。 空いている育苗ハウスで栽培して栽培方法を覚えると共に 採算性を見極めます。 パセリの連作対策も有りますので、他の作物の栽培を考える必要が 有ります。 |
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12月10日 |
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12月3日 | 山ごぼうの収穫は11月30日で終了。 ほぼ1ヶ月かかりました。 今年で4回目の栽培ですが、収穫量・金額共過去最高となりました。 一方使用した種量はシーダーテープを使用した事により最も少なく 効率は大変良かったです。 今年の問題点は雨天日の翌日に播種した圃場で、シーダーテープに沿って 土にひび割れが生じてしまい発芽率が低下してしまった事です。 水分が多い状態に更に鎮圧した為土が硬くなった事が原因と思われます。 単純に水分が多ければ発芽に良い訳では無いことを経験しました。 今後雨天翌日の播種は避けて中1日明ける事にします。 昨年秋購入したトラクター取り付けのマルチ成型機と草刈り機を今年から 使用しましたが省力化に大いに貢献しました。 来年の作付けは最低40aを計画していますが、播種日を1週間程度遅らせる 事と、肥料は少なくする予定です。 来週からパセリハウスのマルチかけ作業に入り定植は12月19日からの 予定となっています。 |
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11月20日 |
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11月5日 |
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10月20日 |
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10月14日 |
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10月10日 |
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10月3日 |
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9月25日 |
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9月23日 | パセリは端境期に入りましたが露地物がかなり減少して 品薄感が強くなって来たとの事です。 これから他県の産地の出荷が始まるまでは価格に期待です。 当農場のハウスパセリは無理せずに収穫して温存していますが 朝の気温も低くなり品質も良くなって来ました。 バターナッツを直売所で売っていますが、当初売れ行きは芳しく 有りませんでしたが、最近売れてきた感じです。 レシピを大阪の知人女性に作ってもらい、それをホームページに掲載。 シールにURLのQRコードを印刷してバターナッツに貼り付けて売っています。 携帯で読み込めばホームページを表示と言う次第です。 現在 スープとプリンのレシピを掲載。 ニョッキ、マリネ、おやき のレシピを作成予定です。 今年バターナッツは200本植えましたが、来年は今年借りた130aの 農地の一部に500本は植えたいと考えています。 知人が経営している岐阜の和食店でバターナッツのスープを提供した所 大好評との事でして、来年は飲食店向けへの販売を考えています。
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9月16日 |
パセリ価格は昨日から急上昇 県内の露地パセリは8月下旬からの長雨に、その後の猛暑が加わり 根腐れが多発している模様で品薄感が強くなって来ました。 当農場の露地パセリも収穫毎に欠株が増えて隙間が多くなってきています。 一方ハウスパセリは暑さによって葉が開き気味では有りますが、 露地に比べればまだまだ元気で、今後気温が低下しますと葉の縮みが強くなり 又生育も多少良くなると思われます。 他県産の出荷が始まる10月中旬までは品薄が続くと考えています。 当農場の収穫終了をいつにするのか、今後の価格動向によりますが 他産地の状況の情報収集に努めています。 |
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9月10日 | 8日の夕方に総出で山ごぼう圃場の草取りを行い、これで草取りを 完了しました。 これで山ごぼうの作業は収穫を残すのみとなりました。 それにしても草取りに対しての人件費はかなりの金額となり 今後の大きな課題です。 収穫を除けば最大の経費、高い種代をも上回りました。 今年は雨が多くて草の生育が早かった事も有りますが 播種が7月上・中旬と草が最も伸びる時期で有りますので 仕方ない部分も有ります。 草とり経費削減の方法としては @播種前の1ヶ月間に数回のロータリー耕を行う。 A発芽率を高める(草が生える隙間を少なくする) ・播種日を固定せずに天候によって臨機に対応する 経験上理想は降雨後2〜3日 ・播種後数日以内に灌水 今年初めてシーダーテープを使用しました。 購入した種は4.5Kg(昨年は6Kg)でしたが、1Kg余りましたので 実質3.5Kgと40%削減できました。 シーダーテープと普通の播種と両方行いましたので、収穫した状況を 見て来年のシーダーテープの種の間隔を決める予定です。 パセリはいよいよ秋の高値の時期となりました。 今年はかなり元気な状態となっていて収穫量も平年より 多いと思いますので、後は価格に期待です。 果たして「緑のダイヤ」となるのか? |
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9月7日 |
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9月3日 |
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8月27日 | 例年通り7月下旬よりパセリの収穫量は減少していますが、 今年は比較的減少幅が少ないです。 価格も異常高値の昨年には及ばないものの、それに次ぐ平均価格 で推移していますので、金額的に枯れと気候による前半の収穫量減を 補っています。 この調子ですと今年の秋は有る程度の高値が期待できそうです。 年初から始まったパセリの枯れですが、一旦はフザリウム菌による ものと診断されましたが、フザリウム菌が本来活発になる6〜8月には 枯れが収まり、今ではまったく見られなくなっています。 となりますと原因は? 同様な症状が発生した他の1軒の農家も同様なので原因は白紙と なりました。 年末年始の寒暖の差が大きかった事によるものとも考えられますが まったく異常が見られなかった農家も有りますのでそうとも断定出来ません。 8月に雨が多くて草の生育が早いです。 その為山ごぼうの除草に手がかかっています。 |
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8月15日 |
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8月14日 |
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7月28日 | 今年は公私共々忙し過ぎてちょっと大変! 野菜はパセリの他にトマト、バターナッツ、人参、そして山ごぼうと 手を広げすぎて手が回りません。 山ごぼうは7月8、12、13日の3日間で播種しました。(40a) 今年から畝立てはトラクタに取り付けた畝立て機、播種はテープシーダー で行いました。 シーダーテープにしましたので、種が1Kgも余ってしまいましたが、今年の 収穫具合を見て種間隔等再度検討する事にします。 昨年は草が大繁殖して収穫減となりましたので、今年は早々にシルバー人材 に依頼して、1日5〜7人、4日間かけて草取りをしてもらいました。 パセリは今年やや不作、価格はやや高めで推移しています。 間もなくバターナッツが収穫できそうですが、まだ売り先も決まっていません。 8月下旬からは人参も収穫できそうですが、果たして収穫する時間が有るのか どうか? |
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6月11日 | パセリ収穫量は2週間で倍増って感じですね。 植え直しが苗の都合で遅くなって、収穫量が最も少ない6号棟も1〜2週間で 出揃うかと思います。 品薄で高値が続いていますが、来週くらいから流通量増加により 値下がり傾向になると考えています。 今度は数量で稼ぐ必要になります。 |
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5月29日 | 今年は生育が遅いですね。 先週のパセリ収穫数は23ケースとなりました。 ハウス栽培のパセリもですが当地の野菜全般が遅いらしいです。 先日の雨の日、山の中腹まで白く雪になった形跡が有りましたので 気温が低いのでしょう。 現在パセリはやや品薄で高価格となっています。 初めて栽培するバターナッツは230株ほど植えました。 トマトは50株ほどポットで育苗中ですが、花がまだ咲かず、葉が黄変し始めた ので、10株ほど定植しました。 |
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5月22日 | 先週のパセリ収穫量は16ケースと予想より少なめ。 収穫前の気温が低めに推移して生育が進まなかった為でしょう。 今週は25〜30ケースを期待したい所ですが、1月以降の平均気温は 平年より低かったですので、生育は遅れ気味です。 1月初より始まったパセリの枯れの原因はフザリウム菌と判定されました。 毛苗で植えると再び枯れて、ポット移植後土付きで植えると活着します。 バチルス菌で処理した牛尿の散布を、効果がよく分からないので今期は 散布しなかったのですが、その為にフザリウム菌が増殖したと考えられます。 既に全株もとに同処理した牛尿を散布しましたが、状況は落ち着いています。 これでバチルス菌の効果がはっきりして連作障害対策に有効と考えられますが 牛尿を使用することから、土壌診断を行い適切な施肥の必要は有ります。 当地区は酪農家も多く、その糞尿の臭気対策にバチルス菌が使われています。 |
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5月21日 | わらびをJA直売所で販売開始。 昨年の経験を基に価格設定は完売できる安めにしました。 一般顧客を対象にわらび刈りも計画していますが、立ち会う時間が 有りませんので取りあえず保留しています。 急にまとまりましたが、新たに1.2haの畑を借りることになりました。 これで連作できない山ごぼうの作付けは毎年40aとしても後5年は 大丈夫です。 しかしこれで借受農地は3.5haにもなり、その管理が大変です。 アルバイトを頼んでやるしかないかと思っています。 画像はわらび圃場の様子 わらびを長く伸ばす為、初期のわらびを展葉させて日陰が出来る様にしましたが ちょっと多すぎ(笑) 混込み入ってしまったので収穫時に展葉した葉を間引きしています。
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5月12日 | パセリの出荷が始まりました。 今年は未だ原因不明の枯れと低温による生育遅れにより初出荷は平年より 2週間ほど遅くなりました。 しかし初出荷品の価格は6,900円/5Kgと高くて、幸先良いスタート。 今週の出荷数は12ケースと少ないですが、これから毎週倍々で増えて 最盛期には週100ケース以上の計画です。 露地のパセリは来週定植予定。 ポットに移植して充分生育してからの定植としました。 |
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4月23日 | 今年は異常続きです。 パセリですが、ポットで植え直しした株も活着率80〜90%。 原因も未だに特定できず、発芽試験でも異常なし。 1月に採取したサンプルからはフザリウム菌は検出されませんでしたが 再び採取してただ今検査中です。 今年は上伊那管内のパセリ大規模栽培農家3軒中2軒で異常が発生。 5月初の出荷スタート時は平年より出荷量が減少する見込みです。 今年は露地パセリをハウス1棟分栽培する予定でして、ただ今育苗中。 ポットに移植してからの定植となります。 5月になってからバターナッツの移植、そして秋取り人参の播種、トマトの 移植を予定しています。 越冬人参ですが、直売所で多いときは1日100袋を超える売れ行きと なりまして、ほぼ毎日完売状態の内に終了しました。 |
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3月7日 | 越冬人参 直売所で販売開始 5日、6日の2日間で106袋と並べたのはほぼ完売。 残り12畝程度となりましたが、今月下旬までには収穫を終わらせる 予定です。 今年の栽培予定ですが、シーダーテープの種間隔を半分にすると共に 面積も増やす予定ですので、3倍程度の収穫を予定しています。 又直売所や通販向けにバターナッツの栽培を予定しています。 数量は1,000個(約1t)を計画していますが、初めてなので?? |
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2月26日 |
低温によると思われる枯れは均一では有りませんが全棟に発生しまして 1月中旬に植え直しをしましたが、結局それも活着しませんでした。 試しにポットに移植して有ったのを10株植えたところ問題無し。 そこで急がずに一旦ポットに移植して順次定植しています。 同様な症状が村内の1軒の農場でも発生し、又栽培方法が多少異なる ものの松本の農場でも発生したとの事です。 しかしJA,農業改良普及センター等関係者が集まり、原因を追求しようと しましたが決定的な原因は分からないままとなっています。 カビや病気の検査は異常なし、土壌消毒剤の残留濃度は一部で多少検知 されたものの、枯れさせるほどの濃度でも有りませんでした。 主因は異常低温と思われますが、同地区でまったく被害の無い農場も有るので 低温だけが原因では無くて、苗の大きさも関係していると思われます。 比較的低温に当てて生育を遅くした、小さくて根張りの良い苗ほど影響を受けない との推測が今の所確率が高いと思われます。 しかし比較的低温で有る畝の両端ほど枯れが無くて、日当たりの良い中央ほど 枯れてしまっているので、必ずしも温度だけとも限りません。 一日の気温差の大きさによる可能性も有るのではと考えています。 (トンネル内 最低温度−4℃前後、最高温度40℃前後) ともかく今年は外気温が−14℃程度まで下がったほど寒い冬でした。 この異常低温の為、土が凍ってしまい人参の収穫が出来ませんでした。 昨日試し掘りした所やっと掘れる状態となりましたので、来週より収穫開始して 直売所での販売を予定しています。 低温の為でしょうか糖度が7前後とやや低くなっていますが、それでも生でおいしく 食べられます。 |
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1月10日 | 今年の冬は寒いですね。 日当たりの悪い北側の棟で枯れが発生しています。 水分量がやや多めの所に地温が低い為なのでしょうか? 天候を見ながら植え直しをしますが、今週は気温の低い日が続きそう なので、もう少し延ばすかも知れません。 苗は充分残っているので不足する事は有りませんが、過去5年間で 最も寒い様な気もします。 補植用に年末播種したのも平年より数日遅れで9日に発芽確認。 これも低温の影響です。 |