栽培日記 2006年度

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2006年11月10日 最後の7号棟の収穫を行い初年度の収穫がすべて終了しました。
総出荷数1,300ケースと目標の2,000ケースには、ほど遠い結果となりましたが
当初の枯れ発生による植え直しにより、成長が早く又価格も高めに推移する
5〜6月の収穫量減になった事がひびきました。

休む間もなく土壌消毒を行い来年度の準備に入りました。
今年の反省を基にあらゆる対策を行い来年度は露地栽培も加わり
ほぼ倍増の2,500ケースを目標にしております。

2006年10月27日

シフォンケーキ
(パセリ入り)

パセリをたっぷり使用
ふわふわのシフォンケーキ
です。

2006年9月21日 今週の方が平均価格は高いです。
明日の市況にもよりますが、平均でも1万円台キープしそうです。
例年通り10月の体育の日までは高値維持してくれるでしょう。

しかし 高い=量が採れない 
それでもやっと葉が縮んで来て成長も早まってきました。
2006年9月15日 本日の市況
平均価格 11,333円/箱
今シーズン初めての1万円台。
来週は下がりそうです。

認定農業者の申請は承認されたとの事です。

2006年9月10日 昨日の平均価格は5,100円
やっとやる気が出る価格となってきましたが
しかしこの暑さでは大変ゆっくりな成長です。

9月下旬  目指せ10,000円!
2006年9月06日 9月ともなれば朝夕涼しくなり、やっとパセリには良い環境となって来ました。
それにしても暑さには弱くて、試験的に鉢に植えた株を見ていますと
8月中旬以降まったく成長しない様に見えました。
市場価格も上がり始めましたので、早く成長を開始してほしいものです。

2006年8月26日 JA上伊那 美篶手良農事組合長ご一行様(約20名)が
当農場の視察に来られました。

2006年8月24日
念願の累計1,000ケース(5t)出荷達成です。
2006年8月19日 7月になってからの気温上昇によって生育が大変遅くなりました。
 (当農場のパセリは寒さに強く、暑さに弱い品種の為)
そこに、うどんこ病、あぶら虫、よとう虫、アザミウマ等の発生で大変でしたが
7月より市場価格が大変安くなりましたので丁度よかったかと思います。

間もなく出荷1,000ケースとなりますが、気温が下がり寒暖の差が大きく
なりますと再び成長が早くなるのでもう少しの辛抱かと。
9月、10月の高値に期待です。

昨日法人として認定農業者の申請を出しました。

余談ですが、PHP研究所発行 「大地の咆哮」 を読みました。
先日亡くなられた元上海総領事 杉本信行氏の執筆ですが
これを読むと中国の農業政策が読み取れます。
簡単に言えば貴重な水資源を農業より収益率の高い工業用水に振り向けて
穀物は輸入を増やすとの事。
今中国は資源確保に必死ですが、穀物もそれと同様と言うことです。

しかし先日テレビで放送していましたが、地球温暖化によって今後世界の
穀倉地帯の穀物収穫量が減少するとの事です。
両方を合わせて考えると、本当に恐ろしい事です。

2006年7月2日
鮮度保持システムの
確立。



6月出荷数
427ケース
(目標達成)

累計 718ケース
となりました。
しかし今相場が
安くて残念です。
気温が高くなり、鮮度を維持するのが難しくなってきたので冷蔵車を導入。

収穫→冷蔵→包装・梱包→冷蔵→出荷
の工程にしました。
包装・梱包時以外は冷蔵にして、鮮度低下を防いでいます。


2006年6月15日

収穫風景です。
(1号棟)


累計出荷数
500ケース超
2006年6月8日 累計出荷数412ケース(約2,000Kg)。
出荷開始よりほぼ1ヶ月で400ケースとなりました。
間もなく梅雨入りですが,うどんこ病等注意する季節です。

2006年6月1日 出荷数300ケース達成。

欠株部分を埋めなければなりませんが、今から定植は難しいとの事で
直まきにて行うことにしました。

9月の収穫には間に合うでしょう。
2006年5月31日 5月出荷数291ケースでした。
6月は400ケース目標。
2006年5月26日 全国的に日照不足による野菜の成育遅れが発生し
価格が高めに推移していますが、パセリも昨年より高値
となっています。
高く売れる事は良いのですが、当農場も成育が遅れて
いまして、複雑な気持ちです。

本日までの累計出荷数226ケースです。

パセリを使った佃煮のレシピを教えてもらいました。
口に入れると、とろける様な軟らかさ。
ご飯に又酒のつまみににも良く合いますよ。
多少隠し味を加えて後日公開します。

2006年5月22日

新聞記事より

今年は
石油高騰
鉄・非鉄金属
の高騰。
いずれ次は・・。

5年、10年後の
世界はどうなる
でしょうか?
世界の穀物、減産を予測 異常気象が主因とFAO
(05月20日18:08)
 2006年の世界の穀物生産は20億1500万トンと予測され、
05年を1900万トン下回る見通しであることが国連食糧農業機関
(FAO)の20日までの調査で分かった。
世界の穀物需要は一貫して増加傾向にあり、06年から07年にかけて
需要が生産を上回る可能性が高い。
 世界の穀物の減産と、需要が生産を上回る事態は、いずれも2年連続。
FAOは「穀物の備蓄分が市場に出るので世界的な穀物不足が起こる
可能性はない」としているが「北朝鮮やイラク、アフリカの発展途上国など
39カ国が、海外からの食糧援助に頼らなければならなくなる」と警告している。
2006年5月18日 本日現在累計出荷数146ケース。
初めてとしてはほぼ満足です。
初年度はデータ取得が第一目的でして
今まで製造業で培った品質管理手法
を駆使したいですね。


いくつかの原因で枯れさせてしまいましたが
「失敗は成功の母」 
失敗しなければ成功は有り得ませんね。
来週からは若いスタッフ2名が新たに加わり
6月からの1日20ケース体制に備えます。


今も多少続いている根くびれ等の原因は
1.定植時の水分過多
2.苗の病気(赤根,くびれ根)
3.土壌中のフザリウム菌
等と考えます。

それらを確認するため4回目の定植を行っていますが
1.土を入れ替える。(VS堆肥等使用)
2.ポットに移植して活着後定植。
3.水分少なめ。
以上の方法を採っています。

2006年5月16日 やっと少し慣れて落ち着いてきました。
応援部隊がいる間に体制を整えて、植え直しの株からも収穫できる
6月には1日20ケースとする計画です。

2006年5月11日 不慣れもあり収穫より成長の方が早くて間に合わないので
大槻農園様に応援部隊を派遣してもらいました。
その甲斐あって本日の出荷11ケース。
昨日の出荷は京都市場行きとの事で価格は1ケース3,500円。
やや安くてちょっと残念。
 
なお忙しすぎて画像アップが出来ません。
2006年5月08日 初収穫
他の栽培者の農場を見学後収穫しました。
約4ケース(5Kg入り)でした。
2006年4月26日 保冷庫は21日に設置。
現在の所欠株約100株。
3回目の育苗中で、今度の植え直しは土を入れ替えて行う予定です。
根くびれ病による枯れが所々発生していますが,原因菌はフザリウム菌と思われます。
土壌菌の一種ですが、土を入れ替えると同時に土壌静菌作用を
高める方法を採ります。
土壌農業の基本は良い土作りですね。
2006年4月20日

4月17日〜21日 下枝取り

これで収穫前の準備完了です。
保冷庫を今月中に設置予定。
5月8日から収穫・初出荷予定となりました。
2006年4月16日
3号棟の状況

3月22日の画像と
比較して見てください。

2006年4月13日14日 株の周囲の草取りと枯れた枝の整理。
来週は下枝取りの予定。
2006年4月14日
余談。

中国に野菜を輸出?
少し前の新聞記事に「中国へ野菜を輸出」と有りましたので少々驚きました。
それは無農薬・有機栽培野菜で、中国の富裕層が購入するとの事でした。
それはそれで良いことですが、日本へは中国から安い野菜が輸入されている事を
考えれば消費者にとっては複雑ですね?。
2006年4月13日

実験開始

人工光による栽培の実験。
白色LED 45個使用。

成長を促進する効果等
有るのかを調べます。
今後赤色LEDを加えたり
成長率が高いと言われる
間欠照射(パルス幅200μs)

の効果も調べたい。

2006年4月10日
本日34株植え直し。
所々に立ち枯れが発生していますが、今週の天気は晴れの日が少なく
植え直しにはちょうど良いのでまとめて植え直しをしました。
総株数約13,000株ですので、多少欠株が有っても影響は無いのですが
部分的に穴があると気になるので極力植え直しをします。
今後は直捲きで行う予定です。
立ち枯れと思われたのは根くびれ病の可能性が高いです。
以前は荒れ地でしたので農作物に悪影響を与える細菌が存在するのかと
思います。
2006年4月05日

比較的生育の良い株
2〜3週間後には
収穫できる状態になるかと
思います。
2006年3月23日

ちょっと一言
今までの感想。
家庭菜園すらやった事が無いのに、いきなり中規模の農業を始めましたが
一言で言えば「
農業ってすばらしい!
苦難はこれからでしょうが、何と人間味の有る仕事かと。
我が子を育てるのと似た感覚ですね。
子育てに苦労は付きもの、我が子供はすでに親離れをしましたので、
これからはパセリが子供と思い育てて行きます。

2006年3月22日
3号棟の状況。
順調に成育しています。

3月23日
欠株約9%
本日より3回目の植え直し
を始めました。


3月23日 約300株
3月24日 約500株
3月25日 約 90株
3月26日 約100株
3月29日 約 80株
3月30日 約240株
4月 1日 約150株
終了しました。
2006年2月10日 枯れたのは灼けによるのですが、原因追求、対策をしました。
当初の原因を推定しその対策をしたのですが、それが又間違いの元。
しかしまだ間に合いますし、本来は時期をずらして定植したかったので
ちょうど良かったのかも知れません。
2006年1月30日 北側4棟に大量の枯れが発生致しました。
前回の植え直しをした苗にも発生し、ただ今専門家に発芽試験を依頼中。
原因をひとつひとつ追求していますが、未だに解明できません。
取りあえず枯れは収まりましたので原因を突き止め次第再度植え直しです。
保水力の有る粘土質が関連しているとも考えられますが
若干土質が異なる南側4棟はほぼ順調に生育しています。
まぁ良い経験でしょう。

植え直し
2006年
1月12日 2棟
1月13日 3棟
1月14日 3棟
アクシデントが有り
2棟の一部が全滅状態
となり思わぬ手間が発生
しました。

2005年12月25日
定植完了しました。

異常寒波の中でしたが
比較的天候に恵まれ
ラッキーなスタート
となりました


来年春からの収穫を
楽しみに大事に
育てて行きます。
2005年12月23日
定植開始。
15人で2棟できました。

2005年12月24日
3棟定植。

毎日夜から朝まで雪が
降りましたが
日中は晴れとなり
順調にできました。

2005年12月22日
苗の様子。
本葉が見えます。

きょうも大寒波襲来。
明日定植できるか?
2005年12月15日
マルチがけ完了。
アグリシートも敷いて
準備完了したのですが
寒気の影響で苗の生育
が悪く、定植がまだ
できません。

2005年12月
2日、3日
ブロードキャスターにより肥料蒔き
雪がチラチラ舞う中での作業でした。
2005年
11月20日
播種

試験栽培ハウスを
育苗ハウスにしました。

いよいよ本格栽培
スタートです。

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