更新05年11月23日

2005年5月 
試験栽培ハウス建設
4m×10m
2005年6月4日
定植

箕輪町大槻農園様の
指導を受けながら
定植をしました。

2005年8月8日
有限会社フェニーチェ
設立
資本金300万円
   
   
2005年8月23日
南箕輪村農業委員会
において承認される。
正式に農業生産法人として事業開始

非農業者が正式な手続きを経て農業者となるには
様々な壁が立ちはだかっています。
それらを乗り越えられた事は関係者皆様のご支援の賜と
深く感謝しております。

一番の課題は農地法第3条による許可要件、下限面積(原則50アール)
の耕作地の確保でしょうね。
2005年9月
試験ハウスの様子

まったくの素人でしたが
どうにか収穫できる
までになりました。

順調に生育して
9月16日初収穫
結果は収穫量3.2Kg
で1箱(5Kg)に達せず
残念!

9月28日
2回目の収穫。
今回の収穫量4.6Kg
で1箱に達せず。
夏の高温障害の影響
で有るが気温も下がり
だしたので次回は
大丈夫でしょう。

10月11日
3回目の収穫
待望の1箱達成!。

10月20日
4回目の収穫。

10月27日
5回目の収穫。
2005年9月2日
ハウス建設地の様子

土地約70アールに
ハウス8棟を建設中。

12月定植予定。

全体の1/3の土地が
余りますが、次年度以降
ハウス建設予定。
9月8日
長野日報(上伊那版)
の記事。
(WEB版より転載)
遊休農地でパセリ栽培 南箕輪村の電気部品メーカー

 南箕輪村内の電気部品メーカーが、遊休農地解消の一助にと野菜栽培に新規参入する。
農産物の生産、販売に着手するため、8月までに農業生産法人「フェニーチェ」を設立した。
栽培品目は、上伊那ではまだ大規模生産者の少ないパセリ。
未知の農業分野にも「上伊那のパセリ一大産地化を目標に、農業の企業化を図りたい」
(同社社長)と意気込みは強く、郡内の先進農家に技術指導を仰ぎながら試験栽培を進めている。

 創業20数年の同メーカーは現在、従業員10数人。扱う電気部品の国内シェアは高い中で、
「めまぐるしく変わる経済情勢の中、今の事業がいつまで続くかは不透明」と冷静に現状を見る
男性社長(52)は、「人が生きる上で必要なのは食物。産業の基本は農業│という思いが以前
からあった」と農業進出への思惑を話す。
 当初、水耕栽培や光触媒栽培を考えたが、「億単位の設備投資では大企業には勝てない。
零細が生き残るには、土壌をそのまま活用すること」と、村内にも点在する遊休農地に着目。
パセリは、根が長く水耕栽培に適さないため大企業参入の可能性が低いことや、
栽培農家が少なく、伸びる余地のある野菜として決めた。
 農業とは無縁の企業が法人を設立するまでには、手続きも困難だった。
就農に必要な農地50アールを確保するため、上伊那農協(JA)南箕輪支所を通じ
農地保有合理化事業を利用。JAとしても非組合員への対応は異例のケースで、
組合長決裁を仰いで進めてきた。地元の農業委員による骨折りもあり、
個人が所有する遊休農地70アールを借りることができた。
 敷地には現在、パイプハウス8棟(計21アール)を建設中。
土壌消毒、施肥など土づくりをし、11月のは種に備える。12月定植、
初収穫は来年5月からの見通し。
初年度はスタッフ6人でスタートする予定で、生産予定量は9.4トン。
3年後までに、さらに3棟を増設する計画だ。ハウスの建設費は約1000万円。
トラクターや動力噴霧器など、必要農機具は中古でそろえた。
 同村農業委員会事務局の役場産業課は「担い手が高齢化する中での新規参入は歓迎する。
さらに地域に溶け込んで農業を盛り上げてもらい、就農希望者の励みになれば。
経営が続くよう、行政としても連携したい」と期待する。
 

9月21日
ハウス完成
6m×45m 6棟
6m×41m 2棟

10月2日
籾殻撒き
10月8日〜土壌消毒



今後の予定
11月中旬播種
12月中旬定植
4月下旬より収穫開始

06年度収穫予定
最低10t
目標13t


2005年10月30日
竣工式を行いました。

地元農業関係者様・JA上伊那様・箕輪・南箕輪パセリ部会会員様
にご列席頂きました。