栽培日記 2009年度

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2009年12月23日 パセリ定植は順調に進み本日で終了しました。
3日間でしたが過去最小日数、苗や土そして天候にも恵まれて
問題も無く完了する事が出来ました。
2009年12月21日 本日よりパセリ定植開始
初日は2棟と2/3
24日までの4日間の予定です。

今年は土壌水分量を少なめに調整したので、良好な状態
となっています。
特に昨年籾殻を多く撒きすぎた5号棟、6号棟はしっとりとした
感触で苗がなじみやすい感じがします。
又苗も赤根等の病気が少ないですが、苗作りで昨年と異なるのは
培養土変更(従来品入手不可能の為)と週1回のセラ水の散布です。

セラ水(弱酸性次亜塩素酸水)は昨年途中から実験をしていますが
植物の生命力を強くして様々な病気にかかりにくくする事が目的です。
セラ水の生成機は大変高価ですので、今はメーカーに協力して頂いて
実験している所です。

2009年11月28日 26日にパセリ発芽。
今週はパセリハウスの1回目ロータリー耕。
来週はサブソイラーで硬盤破壊の予定です。

まだ越冬こそしていませんが越冬にんじんを味見本として
配りましたが好評を得ています。
昨日も取引先の営業がわざわざ立ち寄って言うには
にんじんを生で食べて甘くおいしく、更にハンバーグの
添え物として、味付けせずに煮て食べた所
これも美味しく子供も喜んで食べたとの事でした。

来年は栽培面積を数倍に増やす予定ですが、その前に
極寒の2月、3月にどのように収穫するのかが問題です。
もちろん晴天日を選んでの収穫ですが、午前中は土も
凍っていますから大変な事は間違いないです。
幸いパセリと山こぼうに使用しているサブソイラーは
にんじんの収穫にも使用できます。
2009年11月26日 山ごぼう 総収穫量 4.13tとなりほぼ満足できる
結果となりました。
播種機の吐き出し量の微調整がかなり重要ですね。

山ごぼうのしょう油漬けに挑戦。
第一段階として1ヶ月塩漬け開始。
2009年11月21日 今週は雨天日が有ったり粘土性の強い土で掘り出しに
手間がかかり、山ごぼうの収穫は終わりませんでした。
後1日で終了
累計量は3.9t強、最終的には4.2t弱になりそうです。

越冬にんじんのトンネル(パオパオ)を取り去り籾殻を
撒きました。
茎が枯れてから稲藁を敷いて越冬に入ります。

越冬にんじん
極寒の当地でも凍らないように、籾殻と藁で保温を
します。
葉が枯れ次第全面に藁を敷きます。
素人考えで昨年行った所、零下10度でも問題
有りませんでした。
2009年11月18日
パセリ播種

今年は灌水に「セラ水(濃度20ppm)」を使用。
育苗ハウス内側にも全面散布。
生育に対して影響の有無を調べます。
特に赤根の発生をどの程度抑えられるか?

昨日はみぞれ混じりの雨が降りましたし
明朝は氷点下となりそうな天候です。
冬の訪れが感じられます。
2009年11月15日 山ごぼう 累計出荷量 3,000Kg弱
残り10畝(内8畝は別圃場)となり今週中には終了予定です。

18日はパセリの播種予定
パセリ圃場は堆肥、籾殻、薫炭、バチルス菌処理した牛尿等の
散布済み。
土壌診断の結果今年の肥料散布は無しとなりまして有機栽培
に近い状態です。
セラ水を播種、育苗、そしてハウス1棟に定植前に散布予定。
2009年11月08日 山ごぼう 累計出荷量 1,700Kg
全32畝中11畝収穫終了

新たに約40aの借地決定
来年度山ごぼうを栽培する予定です。
2009年11月01日 検索していたら山ごぼうのしょうゆ漬けのレシピが有りました。
こちらです。

かなり手間をかけていますね。
さすが売り物ですと違います。
2009年10月30日 山ごぼう 初回出荷は740Kg(A−720Kg B−20Kg, Cは無し)
となりました。

家庭で作る 山ごぼう みそ漬けレシピ
人によって作り方が異なりますので参考程度です。

材料: 山ごぼう 1Kgに対して
     すわいち味噌漬けの素 約1Kg
     みりん 100 CC(好みで調整)
     焼酎(35度) 100 CC(好みで調整)

1).山こぼうを洗う
2).山ごぼうを酢水に漬ける(酸化防止の為)
3).すわいち味噌に、みりん・焼酎を入れて攪拌する。
4).山ごぼうを入れる。(露出しない様に深く)

1週間程度で食べ頃となります。

酒のつまみ、おかず、お茶うけに, 一度食べたらやみつき♪
2009年10月28日 本日より山ごぼう収穫開始
初日は1畝半で210Kg(規格A−200Kg, 規格B−10Kg)
昨年は2畝で60Kgでしかも規格A−20Kg, 規格C−40Kg
でしたから天と地との差です。
計画収穫量は4.5t(昨年実績1.5t)

収穫機械
トラクタにサブソイラーを取り付けて
振動で土を軟らかくして収穫します。
アタッチメントはパセリの抜根にも使用していて
櫛の様な形状です。

操作はけっこう難しいのです。
PTOの回転、車速、それにサブソイラーの深さ等。
土目によっても異なりますので、それらを適度に
変化させて最適に組み合わせる必要が有ります。
深く入りすぎますと前進不能になったりしますし
トラクター本体の振動を少なくしないと運転者の体が
いっしょに振動してしまい運転していられません。


土が軟らかく浮き上がり山ごぼうが簡単に抜けます。

2009年10月21日
まだ生育途中で有りますが、販売の準備の為に包装してみました。
誰もが「甘い!」と絶賛するにんじんです。
もともと甘い越冬型ですが、寒暖の差が激しい気候による事も
有るかと考えています。
今朝は少し霜が降りましたが青パオパオのトンネルで生育を
促しております。

(できるだけ多くの方に評価を受けたいと思いますのでサンプル
出荷も致します。 (運賃のみご負担頂ければ幸いです)
お問い合せは info@fenice-ltd.jpまでお願いします。)
2009年10月20日 秋のパセリ価格は過去何年かは分かりませんが
最低の水準で終わりました。
8月以降の晴天で葉物野菜は全面安、それに消費不況も
重なったものと思われます。
早々に収穫を切り上げてすでに全棟土壌消毒中です。
26日から約1ヶ月は山ごぼうの収穫となります。

冬採りにんじんを栽培中ですが、スーパーや直売所で
にんじんを買って試食していますが、甘さに関しては
当農場産が最も甘いですね。
品種による違いでは有りますが、大のにんじん嫌いの私が
生で食べられるほどの甘さです。
先日は糖度8と称してネットで売っていたにんじんを購入
しましたが、それほど甘くなくてがっかり。
糖度を調べてもらった所数値は”5”
騙された様な気分です。

ちなみ当農場のにんじんは糖度"6.5"
販売に自信を持ちましたが、販路が問題でして
味は関係無い市場を通しても意味ありませんので
まずはJA直売所で12月から来年3月まで販売
予定です。
その他に都会での販売ルートを模索しています。

画像はにんじんの葉を食べる「キアゲハ」の幼虫です。
殺虫剤は一切使用しませんので、ピンセットで
つまんでの退治ですがそれが何十匹もいました。
子供の頃は蝶の収集をしましたし、幼虫から育てた
事もありますので、少々気が引けました。
2009年9月21日 連休前のパセリ価格は不調に終わりました。
10月の体育の日前はどうなるか?
葉物野菜全般に安いらしいですが、スーパー等の野菜価格は
けして安くないとの事。
どこが儲けているのでしょうね?

ほぼ3日を費やして山ごぼうとわらび圃場の畝間とその周囲
そして土手の草刈りでした。
畑2枚総面積約90a。(約2,700坪)
広いとけっこう時間もかかりました。
2009年9月17日
当農場産も入っている100%トマトジュース
国産のトマトだけを使った安全安心なトマトジュースです。

当農場産の出荷量から計算すると
ロスを考えてもトマトジュース5万〜5.5万本程度?
収穫時の暑さを考えるともっと高く買ってもらいたい。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ 
2009年9月11日 ジュース用トマトの収穫量は集計洩れが有って総収穫量は12.8t
でした。
来週からの4週間はパセリ価格が上がるシーズンとなります。
どこまで上がるのかは未知数ですが、この期間の収穫量は
昨年比2倍を予定しています。
今年は早々に終了して来年度の準備に入るとともに
11月になりますと昨年より早めに山ごぼうの収穫を
開始する予定です。
2009年9月06日 ジュース用トマトの収穫が終わりまして、総収穫量は11.8t
となりました。
パセリの収穫も終盤を迎えて残り約1ヶ月。
7月の長雨と短い夏はパセリには良い条件だった様で、今年の秋の
パセリ収穫量は多そうです。
そのため高い価格は期待薄の可能性が有りますので量でカバー
する事になりそうです。

元気なパセリの様子です
2009年8月31日 今年のパセリ収穫は灼けによる植え直しによって初期段階で
もたもたしましたが、7月、8月と前年比プラスとなり、特に8月は
前年同月比3倍弱採れたことにより、累計で8月末現在前年比
プラスとなりました。
株の状態は大変良いので今年の収穫量は過去最高だった昨年
より大幅に増加する見込みです。
2009年8月30日 昨日、今日とジュース用トマトの収穫
これで累計9.9tの収穫量となり計画していた10tは
ほぼ達成しました。
しかしまだかなり残っていますので、2〜3tは収穫できる
とは思いますが、日程的に少々厳しいです。
初めての栽培でしたが結果はほほ満足。
今年は比較的気温の低い夏でしたので、まだ良かったですが
平年並みの暑さだとすると収穫方法を考えないと大変厳しい
収穫作業と思います。
この畑は2年契約で今年限りですので来年新たに借地できなければ
トマト栽培はしないかと思います。

2009年8月23日
7月14日播種した山ゴボウ圃場。
ここ10日程で急激に生育した感じですが
強い雨の影響でしょうか、消えてしまった
所が何カ所か有ります。
間違って抜いてしまった根を見ましたら
既に20Cm程度になっていました。

昨年の収穫量は1.55t、それも低い発芽率
の為太い規格外品の方が多かったですが
今年の予想収穫量は4.5t〜5tで価格の高い
A規格が多くなるかと思います。
2009年8月21日 当地のジュース用トマトの収穫量は長雨の影響で
例年の半分程度になるらしいです。
しかしながら当農場のトマトは状態が大変良いとの事ですが
それは栽培方法が良かった訳では無くて、生育がやや遅かった
為に長雨の影響を受けにくかったからだと思います。
収穫する時間的余裕が有りませんので、外部に委託して
いますが、今月末には機械収穫を行って終了する予定です。
累計では10t程度の量になる予想です。

露地パセリの手入れを完了して、やっとまともに収穫できる
状態となりました。
ハウスパセリは今年大きな問題は発生せず、良好な状態で
今後の収穫に期待が持てます。
例年は今の時期収穫量が激減しておりましたが、この調子ですと
8月の収穫量は昨年比2〜2.5倍程度になる予想です。
量的には今年は過去最大量になると思いますが、問題は価格でして
どのようになるでしょうか?
2009年8月13日 お盆前のパセリ価格は5,000円台でやや期待外れ。
しかしこの時期を狙って温存しており、それなりの数量を
出荷できたので金額的にはまぁまぁでしょうか。
この後9月初旬までは安く推移しますので、無理して収穫せずに
高値を待ちます。

山ごぼう圃場の初期草取りは終了しましたが、1カ所の圃場の
草はかなりの大きさでしたので多くの手間がかかりました。
もう1回は草取りの必要が有るかと思います。
2009年8月02日
長雨と日照不足の影響は深刻になりそうですね。
当農場への影響はトマトが生育遅れとなっていますが
今の所病気等の発生は見られません。
ハウスパセリは気温が例年より低めの為、葉の開きが
少なく、悪い影響は有りません。
しかし露地パセリは長雨による根腐れが心配です。
山ゴボウは発芽が良かったのですが、草の発芽も
同様でして、今後の草取りに苦しめられそうです。

太陽黒点が無い日が未だに続いていますが、天候に
与える影響はまだ解明されていないとの事。
どの様になるでしょうか?

↓はアク無しわらびの圃場
草との戦いでしたが、根は順調に伸びていまして
来年が楽しみです。
2009年7月25日 20日,別の圃場に山ゴボウ播種(畝全長約400m)
当日灌水しましたがその後雨天が多くて灌水は不要と思われますが
むしろ強い雨によって消えてしまう心配となっています。

今週のパセリは露地の手入れも有りましたので全棟収穫できず
収穫量67ケース。
来週からは露地の収穫も始まります。

野菜や果実に日照不足の影響が出てきているらしいです。
8月の天候次第でしょうけれど、ちよっと心配ですね。
今年は2月暑い日が有ったり、3・4月に寒い日が有ったりして
パセリに灼けが生じたり、種が発芽しなかったりと異常続きです。
2009年7月19日
14日播種の山ゴボウ 発芽確認。
ここ3日間雨が降った為でしょうか?
早い発芽でした。

発芽状況を撮影したのですがピンボケでしたので
代わりに下記写真を。

松本やまびこドームで開催された農機具フェアに
展示されていたクラシックカー?
昭和40〜42年頃のトラクターです。
2009年7月17日 今週のパセリ出荷数は90ケース(小束含めると96ケース相当)
今の所大きく落ち込んでいませんが、今年は梅雨空の日が多くて
気温がやや低めの為でしょうか?

きょうから山ゴボウ圃場の灌水をする予定でしたが、雨天の為灌水は
不要となりました。
発芽予定は21日〜23日。
しかしもう1カ所の圃場での播種を本日予定していましたが雨天の為中止。
天候を見ながらとなりますが明日予定しています。
2009年7月14日
山ゴボウ播種
きょうは1カ所のみ。
25a程度の播種面積ですが、畝の全長は20a強
今年は雨量が多く、水分を多く含んだ土ですが
本日梅雨明けとなり、今後灌水が必要となりそうです。

もう1カ所の圃場への播種は状況を見ながら
行う予定です。
2009年7月10日 今週のパセリ出荷数は96ケース(小束含めると102ケース相当)
例年通り収穫ピークは過ぎましたがピークでの数量は多くなっています。

長雨が続いた為、山ゴボウの播種が出来ず来週火曜日に予定しています。
2009年7月05日 今の時期は草との戦いですね。
初年度で有るわらび圃場は除草を怠れば来年の収穫に
大きな影響が出ます。

現在借受農地は合計で約1.8ha
その他に経緯上、栽培はせずとも管理のみする必要が
有る農地が40a強で、かなり手間がかかります。

山ごぼう栽培地の畝の位置決め。
きょうは今年新たに借り受けた30aの畑を行いましたが
変形した畑ですので、畝全長1,180mとやや少なめ。
とても30a分の畝長にならないので、もう1カ所の予定地の
作付け面積を増やす事になりそうです。

2009年7月03日 今週のパセリ出荷数は116ケース(小束含めると118ケース)
週間としては過去最高で有りました。
これで3週連続100ケース超ですので、過去の例からすると来週から
下がる事になりますが?

2009年6月26日 今週のパセリの出荷数は104ケース
小束分(約5ケース相当)を含めると109ケースとなりました。

今週はトマト圃場の追肥及び防除
山ゴボウ圃場の施肥とロータリーを行い、播種の準備完了。

軽トラにアームを取り付け、動噴とタンクを乗せて
走行しながら薬剤散布が出来る様にしました。
2009年6月18日
昨日はトマト圃場、今日はわらび圃場の草取りでした。
↓は「アク無しわらび」

↓は「たらの木
2009年6月17日
今シーズン初めて週100ケース超達成。(5Kg箱)
3週間ほど収穫のピークとなります。

並行してトマト圃場の草刈り、山ゴボウ圃場を
サブソイラーで土作りを行っています。

↓は5号棟、収穫後の画像です。
2009年6月9日
7日にわらび畑の草刈りに行った所、北隣の畑に大きな足跡が・・
画像を村役場の農政課に送り最終的に猟友会で確認してもらった所
「熊」の足跡でした。
踏まれた部分の土がまだ湿っているので、6日夜から7日早朝まで
の間と思われます。
昨年は北東側に有るリンゴ畑で熊の足跡が発見されていますので
同じ熊と思われます。
東側には草木が生い茂った林が有るので、もしかしたらそこに生息?
猟友会で檻を設置するらしいですが、ちょっと怖いですね。
2009年5月29日
フル収穫とまではまだなりませんが、やっと週58ケース
収穫できました。
2週間後には週100ケース目標です。

全国的にパセリ需要は年々減少していますが、生産者も減っており
又長野県産パセリの品質が良いことから高めの価格を頂戴して
おります。

↓は5号棟です。
収穫できるほどになりましたが、シルバーのマルチが見えない
ほどになりませんと量が採れません。
2009年5月14日 パセリの収穫量は週毎に倍々に増えていますが、
フル収穫にはまだまだです。
今朝は降霜が有りましたが今の時期に霜?
トマトのごく一部に霜害が出ましたが、異常気象が続きますね。


たらの木(天然)10本中6本、芽が出てきました。

2009年5月11日

5月10日は異常
な暑さで、30℃
を超えました。
加工用トマト定植
約2,400株、4時間ほどで定植しました。

2009年5月07日
今年も気候が異常?
今年は稲の籾の発芽異常が発生している様です。
発芽しなかったり、黄変、そして灼け等・・・

実はパセリも露地植え用が発芽しなかったり
再播種したのも一部発芽しませんでした。
当初原因を土と思ったり、種が悪かったのでは?
と考えましたが、指導員曰く播種以降の気温変化が
主因だろうとの事でした。
確かに夏日の様な暑さになったかと思うと、零下の気温
となり霜が降りたりと激しい変化でした。

↓の画像は5月6日現在の5号棟の状態です。
一見揃っている様ですが、中央と右側の畝は
2月に灼けてしまいポットで用意して有った苗を
植え直しした株です。
気温も高めとなり生育も早くなっていますので
約10日後には収穫できそうです。
連休後もパセリ市況は高めとなっており長野県産は
6,000円超ですが、出荷量が少ないのでしょうか?

雰囲気的には不作だった2007年に似ていますが
豊作を喜べない農作物ですので気持ちは複雑です。
(売上額としては2007年が最も高かったです)
2009年5月01日 昨日の初出荷分の価格は5,200円/5Kg
過去最も高い価格でのスタートとなりました。
不景気で価格は安い見通しでしたが、最近になって急激に
価格が上昇して来ました。
これから約半年間の長丁場ですので、平均価格が問題となりますが
今年の気象も異常で作物の生育は良くありませんので、高めに
推移する可能性も有ります。
当地では4月28日の異常低温と遅霜で農作物にかなりの被害が発生
した模様です。

うどんこ病対策に「CELA水」を実験的に使用を予定しています。
当初うどんこ病対策にオゾン水、強酸性水が使えないか検討していた所
偶然にも大阪の知人から紹介されました。
中性で人畜無害
病院や食品製造業で殺菌・消毒・消臭用途に使われていますが
農業分野でもフザリューム菌・アオガレ病対策、或いは稲籾の消毒等
に既に使われているとの事です。
パセリでうどんこ病の発生は7月頃でまだ先ですので、先ずは土壌による
生育不良の株に噴霧して比較観察の予定です。
パセリにはまだ使用例が有りませんが、トマト栽培では病気対策に
効果を上げているとの事ですので、ちょうど加工用トマトの栽培を行うので
こちらでも実験予定です。

2009年4月30日 パセリ初収穫 4ケース
今年は生育がやや遅く又灼けによる植え直しも多いため
スタートはゆっくりです。
植え直しの中で予備のポット苗を植えた所は、後2週間程度で
収穫出来るかと思います。
定期的に写真を撮っていますが、2日経てばその違いが分かるほど
生育は早くなって来ています。
連休後から本格的出荷の予定です。

2009年4月28日
加工用トマト圃場 マルチかけ
24畝 総延長約1,100m
2009年4月23日 4月20日〜21日 パセリ下枝取り 山ゴボウ圃場・ロータリー
22日 わらび(アク無し)圃場 草取りと籾殻撒き
23日 トマト圃場 肥料撒き
2009年4月17日
4月13日〜15日 パセリ露地定植(約6,000株)
4月16日 たらの木「駒みどり」植え付け(10本)
4月17日 わらびの芽が出てきました。
       今年は収穫せずに根を張らせます。
2009年4月11日 3月25日 わらび植え付け(約10アール)
4月9日 パセリ露地マルチかけ(約10アール)
4月11日 たらの木(天然) 植え付け(10本)

たらの木栽培地
水耕栽培する計画は無いので、天然種を植えました。
2年目の木からは種根が約30本ほど取れるとの事です。
2009年3月20日
今年の桜開花日は10日程度早まるとの事ですが、それだけ暖かい陽気
かと思います。
その為だとは思いますが、パセリに灼けが発生してしまいました。
程度の差は有りますが、当地区のパセリ農家で同時期に発生
芯まで灼けていない株はそのまま残して他は植え替えとなりました。
それにしても一瞬の油断も出来ません。

春の陽気となり露地の農作業も始まります。
今週はパセリ栽培の露地に堆肥散布。
来週はワラビの植え付けとなります。
2009年2月19日 人参(紅山五寸・越冬型)ですが、12月頃より少しずつ収穫して
食べていましたが、味的には一般スーパーで販売している人参より
美味いと思います。
弊社としましては人参を大量に栽培する予定は今のところ有りませんが
農地に余裕が有りますので、来期栽培面積を増やして新たな販売
ルートを作りたいと考えております。
卸売り業者に販売するほどの量はまだ無理かと思いますので
無農薬野菜購入のサークル等10Kg程度の単位で購入ご希望の方
募集致します。
栽培可能量は100〜200Kg(1本約250g前後)かと思います。
もちろん無農薬栽培です。
出荷時期は甘みが増す様に越冬させますので2月からとなります。
検討したい方はメールを頂ければ幸いです。
(info@fenice-ltd.jp)
なお圃場にはまだ多少残っておりますので、見本をお送りする事は
可能ですので、お問い合わせ下さい。
2009年2月18日
山ごぼう畑の片隅に植えた人参(紅山五寸・越冬型)

生まれて初めて栽培した人参です。
もちろん完全無農薬、と言うより草取り以外は何もしませんでした。
当地は極寒の地ですので、籾殻と稲藁で保温して凍結を防ぎました。
生で食べても甘く人参嫌いの私でしたが、これなら食べるのが
楽しみです。
2009年2月12日 アク無しわらび栽培予定地、堆肥散布後のロータリー。
同じ圃場で山ごぼう10アール栽培予定しているので
堆肥は約30アールほど散布。
なお堆肥はバチルス菌処理済みの牛糞です。(完熟)
2009年2月09日 植え直し用苗をポットに移植 980個

販売用ポット苗発芽
2009年1月29日 21日、23日2回目植え直し
今月の植え直しは1,000株超となりました。
土壌水分計で測定しながらですが、ほぼ適量の
水分です。
水分量が多い場所はアグリシートを剥いだりして
水分が蒸発するようにしました。

パセリの栽培は野菜の中でも難しい方でして
植え直しの手間もけっこうかかります。
以前ブロッコリーを100株ほど栽培した時は
その簡単さに唖然としました。

ポット苗にて販売予定用として2箱播種(1,000株以上)
2月下旬にポットに移植して4月中旬より出荷予定です。
2009年1月16日 14〜15日 パセリ植え直し

新たに伊那市地積に約30アールの借地決定
今年の作付けは
パセリ(ハウス・露地)
山ごぼう 約40アール
加工用トマト 約20アール
アク無しワラビ 約10アール
タラの木 少々
を計画しています。
2009年1月04日
初詣に諏訪大社上社に行った時売店で見つけた
山ごぼうのたまり漬け
当農場の出荷先のメーカーだったので迷わず購入。
もしかして当農場産かも?
ちなみにこの規格は”A”です。

なお「山ごぼう」は俗称で有りまして正確には
「もりあざみ」です。
本物の「山ごぼう」は毒性が有るとの事ですのでご注意。

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