栽培日記 2010年度

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12月25日
パセリ定植終了 約13,000株
(12/20〜12/22 3日間)

今年は籾殻の投入量、水分量、ロータリー耕を行うタイミング等
慎重に期して理想の土作りが出来ました。
定植時の天候にも比較的恵まれ、又苗の状態も良くて
6年目で初めて納得できる定植が行えました。
土の状態は言葉で表せば「しっとりしなやか」
後は2月中旬以降の温度管理を適切に行うのみです。

越冬人参はシーダーテープで種の間隔が広すぎた為か
かなり大きめに生育してしまいました。
しかし糖度は8に達しましたし、大きさの割には芯も少なくて
味には自信が有ります。
本格的な収穫は1月中旬からですが、小学校の給食や
弁当屋さんに納入しました。
来年の人参は栽培面積を2倍以上にすると共に、シーダーテープ
の種の間隔を半分にしますので、今年の4倍程度の本数を
計画しています。

画像は定植を終えて静かな眠りに入ったパセリハウス
12月10日
パセリ育苗
12月20日〜定植予定です。
試験により良い結果が得られた大豆粕から作られた植物活性剤を
散布して根張りの良い苗を目指しています。
又ハウス8棟中2棟にも同様に散布して比較試験します。
11月27日 本日よりJA直売所「あじ〜な」にて人参の販売開始。
販売状況が1日3回メールで来ますが、朝26袋並べて午前中に
25袋売れたので、昼に残っていた11袋を急いで持って行きました。
結局午後3時までに全37袋完売でした。

今年はシーダーテープで播種したのですが、かなりすきまが空いて
太く長い傾向になりました。
5寸人参系なのですが、7寸〜最大10寸と特大。
大きくても味に遜色ありません。
直売なので売ることは出来ますが、1袋3本入り、2本入り
特に大きいのは1本入りとしました。
1本入りは売れるまでに時間がかかりましたので、午後納入分からは
2本入りに変更しました。

太く長く育ちましたが、表面の凹凸は少なくなめらか、又鮮やかなオレンジ色で
見た目は大変良いと思います。
他の生産者のにんじんと並べて見ればその違いがはっきりと分かります。
もちろん味にも自信が有りますが、まだ強い寒さに当たっていないので
甘さはやや劣ります。
現在糖度は7から8程度、1月にならないと甘みが増さないかと思います。
本来は1月から2月に販売する予定ですので、年内は少しずつ収穫して行く
つもりです。
明日販売分は44袋用意しましたが完売できるかな?

11月19日 昨日で山ごぼう収穫終了。(延べ12日間)
今年の収穫量は4.4tと昨年を上回りましたが、価格の高いA規格が少なく
安いC規格が多かった為、金額では昨年を下回る結果となりました。
原因は播種後と発芽後、数回豪雨に見舞われて流されたのと、雑草の繁殖
猛暑による枯れ等が考えられます。
来年度の為に作付け予定圃場は既に草対策を行い、雑草の繁殖を抑えます。
又リスク分散の為、来年は播種を2回に分けて1週間ずらす事を考えています。

本日パセリの播種を行いました。
試験を行った結果安定した育苗ができる大豆粕から作られた植物活性剤を散布
しました。
これは今年春先からパセリ苗の枯れが発生しておりましたが、この植物活性剤を
散布した育苗箱と対象区に分けて試験した所、下記の通り対象区に枯れが発生
したのに、散布区は全く発生しませんでした。
ハウス内にも2棟散布して比較試験予定です。

左が散布区
根の状態を見るために手前側は抜いて有ります。
対象区は半分以上枯れています。

11月07日 山ごぼう収穫開始
全42畝中10畝収穫済み 1,140Kg
今年は形が良くなくて、A規格品が少ないです。
上伊那全体でもやや不作の様ですね。
やはり猛暑による影響ですが、当圃場は発芽は良かったですが
その後の豪雨により種が流されたり、果ては畝の一部が流出する事態も。

今の収穫状況から計算すると4.8t収穫予定となりますが、最後の12畝が
かなり草に負けてしまいましたので、昨年並みの4t強となれば良いと思っています。

12月より収穫開始予定の人参ですが、個人的注文が有ったので約40本ほど収穫。
今年は大きめになっていまして、肥大化したのは売り物になりませんので
ジュースにして飲もうかと思っています。
糖度測定では8となりまして、目標の糖度に達しましたが、霜が3回ほど
降りましたので糖度が増したかと思います。
今年は完熟堆肥を使用しましたし、土壌診断により適肥に調整しましたので
品質に関しては良いと思っています。

10月30日 パセリハウスの施肥も完了して、後は12月の定植を待つだけとなりました。
今年も土壌消毒を行いましたが、この必要性への疑問がますます強く
なりました。
そもそもメーカーは線虫への効果は無いと言っておりますし、草は枯れないし
土壌消毒後に草が生えてくるから種にも効果は無い。
ハウス内にコオロギもクモも生きているからいったい何に効果が有るのでしょう?
フザリウム菌に効果が有るのかどうか?
しかしうどんこ病は毎年発生するから疑問です。
土壌消毒は良い土壌菌まで死滅させてしまうと言われていますので
来年の土壌消毒は行わない方向で考えています。
高価な完熟堆肥を使用して、化成肥料の使用を極力控え良い土壌作りを
目指しています。

11月2日より山ごぼうの収穫が始まります。

10月24日 異常とも言えるパセリの高値も、12日以降下がり始めて
今では平年よりやや高めで落ち着いて来ました。
しかし今年は産地リレーがやや遅れているかと思います。

所で当農場は抜根も18日ですべて終わり今は土壌消毒中です。
25日からは薫炭入れ、その後籾殻・堆肥入れとなります。
今シーズンに作付けに対して施肥は微量でしたが、土壌診断の結果
肥料分の残留が多めでしたので来作も施肥量は少なくなります。
10月8日 本日でパセリの収穫を終わらせました。
猛暑で株が弱っているのかうどん粉病が完全に治まらず
又同じく猛暑で少なかったアブラムシが涼しくなってから
発生して来ました。
異常気象続きでしたが、今シーズンの収穫量はハウスのみで
1,528ケースとハウス栽培のみとしては過去最高となりました。
収穫期間をもう1週間延ばせば更に数十ケース増えたと思います。
平均価格も過去最高となりましたが、これは5月下旬頃から品薄による
高値となり今でも続いている為です。(9月上旬からは更に一段高)

異常気象の中でもハウス栽培は比較的安定しており、今年はその
メリットが充分生かされたかと思います。
猛暑は秋より収穫が始まる他産地にも悪影響を与えており
場合によっては年末まで品薄傾向が続くかと思います。
高値は生産者には有りがたいですが、パセリ離れが起きると
困りますね。
しかし安値の翌年は高く、高値の翌年は安いと言うことも有りますので
来年は安いかも知れません。

10月3日 パセリの収穫はいよいよラストスパート!
今週で収穫を終了する予定でしたが、7年?に一度の高値、
相場を見ながら臨機応変に対処する事にしました。
長野県産は収穫末期ですので増えることは有りませんが
他県産の出回り状況で相場は下落するでしょう。
いずれにせよ来週15日までには終了させます。
その後、抜根、土壌消毒、施肥と次作の準備となります。
10月2日
猛暑の中で育った人参です。
シーダーテープで播種しましたが、発芽率が悪く更に猛暑そして
食害によりかなりすきまが空いてしまいました。
間引きした人参の糖度を測定した所糖度6でした。
これから真冬にかけて更に糖度が高まり、糖度8を目指しています。
甘さには自信を持っていますが、12月より直売所での販売を
考えています。

今年もキアゲハの幼虫が葉を食べつくしていますが、一匹ずつ手で
駆除しています。
9月29日
当農場産ハロウィンカボチャ
来年は多く作ろうかな?
9月19日
山ごぼう(もりあざみ)圃場9月18日の状態です。
全42畝、畝長約48m。
収穫は11月上旬から1ヶ月間を予定しています。

この付近には熊と猿そしてハクビシンが出没します。
国道361号線(権兵衛街道)より南に500m入った所で
伊那市の地積です。
山の中の景色ですが、中央自動車道伊那ICから、車で
7〜8分程度の場所です。
9月18日 山ごぼうの2回目の草取りが終了。
毎週土曜日に行い3週間目にやっと取り終えました。
きょうは夕方5時まででしたが、腰も腕も痛くなりました。
来年借地して山ごぼう栽培する予定地の広さを測定した
所約30aでした。
休耕中で来年作付けする別の予定地の面積は25aですので
合計すると55aとなりますが、今年と同じ40aに抑える事に
なるかと思います。
30aの農地が増えるとすると合計では2.5haにもなりますが
もう限界ですね。
何しろ兼業農家ですから・・・。

来年トマト栽培に挑戦する事にしました。
本物の美味しいトマトを目標に、化成肥料・農薬に頼らず
人間が無理矢理育てるのでは無くて、トマト自身の生命力に
よって強く育つ栽培方法を考えています。
堆肥は決まっていますが、他の有機肥料とトマトの品種はこれから
考えて決めます。

パセリの収穫は10月8日までの予定で残り3週間となりました。
現在の所累計出荷数1,400ケース超。
過去最も多い2008年の1,546ケースは超えられると思います。
なお本日のパセリ価格は今シーズンの最高値。
平年ですと年末でしか付かない高値でした。
安値に泣いた昨年でしたが、今年は気持ち良く終了できそうです。
9月12日
糖度計を購入してさっそく測定
デジタル計は高価なのでアナログ計にしました。

9月8日収穫 自家製ミニトマト(アイコ) 糖度7.9
9月8日頃収穫 トマト(桃太郎ヨーク) 糖度5.2
8月下旬頃収穫 梨(埼玉県産) 糖度11.9
画像は梨の測定。
携帯カメラでの撮影の為、多少ぼけています。

追記
9月12日収穫 自家製トマト(桃太郎) 糖度6.0
(まだやや固めで収穫)

糖度8を目標に越冬人参栽培中。
今年は畝の一部に大豆粕から作られた植物活性剤を散布して
効果を検証予定です。
昨日1回目の散布。
9月11日
山ごぼう
画像は草の影響を受けなくて生育の良い2畝です。
奥に40畝有りますが、奥に(東側)行くほど隙間が有ります。

パセリの価格は今週急上昇で週末に至っては、平年の4倍前後となり、
当農場で出荷したこの5年間での最高値となりました。
余りにも高くてここに価格を書き込むのはちょとためらいます。
しかし多少気温が下がったとは言え、この暑さではパセリは生育が
遅くて、今週の収穫量は34ケースでした。
来週は40ケース超収穫したいのですが、さてどうなりますか?

9月3日 猛暑は深刻ですね。
現在野菜が不足していますが、涼しくなったら回復する訳でも無くて
夏定植する野菜類も葉が灼けたり、発芽が悪くて野菜不足は今後も
続きそうな気がします。
当農場も7月播種した人参が灼けたりして歯抜け状態で、今は毎日
散水しています。

山ごぼうも草の異常発生で場所によってこれも歯抜け状態。
昨年比20%増の耕作面積ですが、予想収穫量は良くて昨年並み
悪ければ20%減を覚悟しています。
来年山ごぼうを作付けする予定の圃場の草対策は終了しました。

パセリの品不足は依然続いていまして9月になってからの平均価格は
1万円超で過去5年間では最も高くなっています。
ハウス栽培の当農場の収穫量は過去5年間で最も多く、今年はうどんこ病
対策を当初から行っていた成果でしょうか。
雑誌「現代農業」で紹介された「水飴」を使用してのうどんこ病とアブラムシ対策。
登録農薬の少ないパセリは農薬に頼らない方法を考えていかなければなりません。
毎年この時期うどんこ病やアブラムシの被害を受けて収穫量が激減していましたが
この猛暑の中、どうにか週40ケース程度は維持できそうです。
今が1万円ですので、今秋のピークでは2万超、もしかしてそれ以上の価格に
なるのかと期待しています。

8月13日 山ごぼう圃場は雑草が大繁殖して大変な状態になってしまいました。
昨年秋に種が落ちたと思われますが、それにしても多すぎます。
8月7日よりアルバイトを頼んで草取りをしていまして、やっと6割程度
草取りが終わっています。
これに懲りて来年作付け予定の圃場は今秋自ら雑草処理を行って
種が落ちないようにします。

人参圃場も野沢菜の種が残っていてしつこく発芽しており、草との戦い
の日々です。
こちらは昨日草取りを完了しました。

パセリはうどんこ病が散発していますが、例年より収穫量は多くなっています。
今年のお盆前の高値は16,000円台と過去5年間での最高値となりました。
未だに品薄状態ですが、今年の2〜4月の気温の変動、7月中旬からの猛暑と
特に露地パセリには過酷な年です。

7月30日 7月24日越冬人参の播種
今年はテープシーダーを使用して間引きを簡素化します。

山ごぼうは無事発芽しましたが、雑草の発芽もよろしくて
草取りに時間がかかりそうです。

パセリの累計収穫量1,100ケース超となりました。
しかし暑さに弱いパセリですので、7月下旬から収穫量は
大きく減少しています。
それにしても今年はうどんこ病やアブラムシの発生が少ないです。
棟毎に様々な対策を今年はしているのですが、全棟同じ状況なので
何で発生が少ないのかが分かりません。
全棟同じ条件としては施肥ゼロだけ。
過去の肥料分が残っていた為、施肥をしませんでしたが
その効果なのか?
アブラムシは窒素成分を好むのでそれが少ない為なのでしょうか?

5月下旬から続いているパセリの高値ですが、現在も続いていまして
もしかしてこの状態のままで秋に突入するのか?
本日の価格は昨年比3倍弱ですから・・
正にパセリは博打ですね。

7月11日 7月8日、9日、1日半で山ごぼうの播種完了(40a)。
畝立てに最も時間がかかるので来年はトラクタに付ける成型機を
購入して時間短縮を考えています。
10日はわらび圃場内の草取りとその周囲のロータリー耕、
にんじん圃場の施肥を行いました。

パセリの累計出荷数は900ケース超、今週末にも1,000ケース
達成する見込みです。(過去最速ペース)
7月4日 雨が数日間隔で降っている為、山ごぼう圃場の準備が進みません。
その中でどうにか施肥は完了。(約1t)
最後のロータリー耕を残すのみとなりましたが、これも天候次第です。
8日に山ごぼうの播種を予定していますが、これから雨が降り続くと
来週にずれる可能性が有ります。

パセリは「アブラムシ」と「うどんこ病」が発生していますが、今の所
広がらずにどうにか抑えられています。
今年は「水飴」に「展着材」を加えた液を初期段階に散布していまして
極力農薬を使用しない事にしています。
又メーカーより「ヒバ油」のサンプルをもらい、うどんこ病の初期に散布して
効果の有無を実験する予定です。
6月、1ヶ月間のパセリ収穫量は過去最高の500ケース超となりました。
価格は下がって来たとは言え、6,000円台をキープしています。
6月26日 パセリの市場価格は少しずつ落ち着く傾向となってきました。
それと共に当農場の収穫もピークを迎えた感が有ります。
偶然とは言え収穫量と市場価格が同じ様なカープとなった事は
ラッキーで有りましたが、おかげで静電噴口と草刈り機を購入
することが出来ました。

今年も異常気象の連続で有りましたが、当農場のパセリも
最近塔立ちが見受けられます。
今年は特に多い気がしますが、気象の変化が激しくて二年草の
パセリが、二年目に入ったと勘違いしているのでしょう。

本日やり残していた20アール分の山ごぼう圃場のロータリー耕は
雨のため出来ませんでした。
来週早々には施肥をしなければならず、日程的に余裕が無くて
焦っております。

6月19日 ブロッコリーの収穫終わりました。
凍害により形の悪い物が多かったり、生育に大きなバラツキが生じて
収穫できる物が少なかった所にパセリの収穫最盛期と重なり
適時に収穫できませんでした。
最後はご近所、知り合いに配りました所大変喜ばれました。
この時期に収穫する野菜はパセリの収穫と重なるためちょっと無理ですので
多分来年は贈答用に配る程度に留める事になるかと思います。

所でパセリの収穫量は今週も122ケースと平年比20%程度の増と
なっています。
何故多く収穫できるのかは?です。
その為今週は全棟収穫できずに1棟半は来週に持ち越しとなりましたが
収穫間隔10日程度が効率が良さそうですので丁度良いかと思います。
価格に付いては今週も8,000円台の高値が続きました。
相変わらず供給不足らしいですが、確かに今年の天候は不順でして
補植用として1〜3月まで播種したパセリは半分以上ダメでした。
欲を言えばもう1週間高値が続いてくれると大変有りがたいですが・・・。

6月12日 パセリの高値は他産地での露地の生育遅れによる供給不足らしいです。
その為前年比で2倍弱の価格となっていますがいつまで続くのでしょうか?
今週の平均価格は8,800円ほどとなりましたが、当農場は今シーズン
収穫のピークでして、それに価格も高値となり思わぬ恩恵を受けました。
もっともこの様なことは2度と無いでしょう?。

パセリの収穫は今週130ケースと過去最高となり、それにブロッコリーの収穫が
重なりまして、かなりの忙しさです。
わらびはまったく手が付けられ無い状態です。
6月5日 パセリの異常高値が続いていますが何でしょう?
供給量が少ないのか?
しかし当農場はフル収穫状態で今週は収穫調整により1日休んだ為
8棟中7棟の収穫で97ケース、もう1棟収穫できれば110ケース前後
になったかと思います。
今週の平均価格は9,000円超と春としては過去最高価格となりました。
これで昨秋の安値の損失分は取り戻したかと思います。

来週よりブロッコリーの収穫が始まりますが、すべて順調に収穫できたとしても
金額にしたら今のパセリの価格ですと2日分にも満たないのです。

5月28日 今週のパセリ収穫量は101ケースと5月としては初の100ケース超
しかしながら低温により来週の収穫量は落ちる見込みです。
価格については今週5月としてはめずらしく8,000円台が続き
週間の売上高は大変良い数字となっています。
毎年の事ながらパセリの価格の高低差は天国と地獄を行き来
しているようなものです。

6月になれば山ごぼうの準備が本格的に始まります。

5月23日 わらび JA直売所にて販売開始
午前中で完売・・・・・と言っても3束だけです。

栽培2年目でまだ成園化不十分な為、葉を展葉させて
生育させています。
その為収穫を最低限にしているので販売用になるのはごく僅か
となっています。
5月21日 今週のパセリ収穫量は84ケースと先週比倍増となり
価格も本日6,000円台乗せとなりました。
ちょっと採れすぎ?

1棟当たり8〜11ケース収穫できましたが、1号棟に限り16ケースと
何故か1号棟のみ突出しています。(先週は13ケース)
他の棟との違いはと言うと、隣のJAの施設に植わっている
背の高い木の為朝日が当たらない程度なのですが?


追記
昨日の出荷数は今シーズン最多の24ケースでしたが
価格は7,000円台と予想外の高値でした。
5月15日
今週のパセリ収穫量は41ケース。
6月中旬頃まで週毎に増え続きます。

追記
パセリのポット苗 JA竜西店にて245ポット完売しました。
500ポットは売れるのですが、今年は発芽が悪く更に凍害と
思われる枯れが続出して最終的に育ったのは四分の一程度
となってしまいました。
天候の大幅な変化が原因と思われます。
又育苗ハウス内で栽培しているミニトマト(アイコ)は1株が
茎や葉の色が悪くJAを通して農業普及センターで調べて
もらった所灼けによるものとの結果でした。
これは5月連休中の異常高温によるものと推測しています。

↓は山ごぼう栽培地 面積40a
昨年の山こぼう栽培地の東側隣地を借り受けての栽培です。
昨日堆肥を散布してもらい本日ロータリー耕しました。
5月11日
量的にはまだ少ないですがわらびが収穫できる状態に
なりました。
来週よりJA直売所で販売を予定しています。
但し天然わらびと比較すると長さが短いですので
20Cmにするか25Cmにするかは生育状況を見て
決める予定です。
5月8日
今週のパセリは2日間の収穫で11ケースでした。
来週から本格的な収穫になります。

今年はパセリの露地栽培は行いませんが、ハウス栽培のみで
1,500ケースを目標としています。
訂正 1,800ケースです。

↓は比較的生育が揃った1号棟です。
中央の畝は3月に灼けてしまい生育が遅れましたがごらんの通り
復活して来ました。
5月3日
ちょっと関係ありませんが、諏訪大社上社御柱
本宮一の建御柱の途中の画像です。

諏訪に生まれ育った者は御柱に燃えます。
諏訪を離れて既に四半世紀超、経ちましたが今回も参加しました。
故郷の地区は今回は最も太い「本宮一」でした。

十二支の申と寅年の6年に1回の御柱は毎回多少なりとも家庭環境
が変化しており、人生を振り返る良い機会でも有り、又次の御柱年に
自分はどんな生活をしているだろう? と考えます。
そして晩年は・・ 生きているだろうか? と ヽ(*^^*)ノ
それが御柱の魅力のひとつかと?
5月1日 パセリ今週の収穫量は9ケースでした。
まだまだ収穫できない小さい株が多く、5月中旬にならないと
大きさが揃いません。

本日は山ごぼう圃場と隣接する休耕圃場合わせて70アールを
トラクタにてロータリー耕をしました。

パセリの苗、70ポットをJA竜西店へ納品。(累計140)
今年は発芽も生育も悪くて残りは80程度と少ないです。

4月29日 パセリ初値は5,000円台になったと思われます。
(と思ったら安い市場に出荷しているようで4,000円でした)

気温変化が大きいですね。
冬の寒さに戻った後、昨日は朝から雨降りでしたが
午前10時過ぎ突然の晴天、気温は20℃超。
ハウス内の温度が急激に上昇して危なかったです。
しかし明朝は又霜注意報が・・・・。
数日置きに雨が降るので山ごぼう圃場のロータリー耕が
まだ終わっていません。
今年は何もかも異常ですが、気になる太陽の黒点数
又黒点ゼロの日が何日も続いていましたが、やっと昨日
黒点12観測されました。

育苗ハウスを遊ばせておくのももったいないので
ミニトマト「アイコ」の苗を買ってきて植えました。
4月27日 本日パセリ初収穫 3ケース
雨天の本日は涼しいでは無くて寒い!
これでは生育が遅いです。
ハウス栽培とは言え無加温ですので日中、日照が有れば
ハウス内の温度は上がりますが、夜間は外気温+1〜2℃程度です。
パセリの市況を見ていると今年は量が少なく価格は高い感じですが
良いのか悪いのか?
4月24日 今年も異常気象が続いていまして、明日も遅霜の恐れ有りです。
芽が出始めた「わらび」は霜で全滅!
収穫できるのは5月中旬頃でしょうか?

パセリ苗をJA上伊那竜西店で明日より販売開始。
苗屋さんの苗と異なり、出荷栽培用の1ポット1本の本物の苗です。
(1本で無いと大きく育ちません)
一本ずつ手作業でポットへ移植しています。


昨年秋収穫した山ごぼうの「しょうゆ漬け」
ちょっと塩分が強い感じがしますが、まぁまぁかな?

4月17日
何と雪!!    ブロッコリー圃場

霜対策の為の青パオパオトンネルが雪で潰れました。
雪を取り除いて元に戻しましたが、大丈夫かな?
この時期の積雪、故郷の諏訪を含めて過去経験有りません。
4月10日 4月5日 ブロッコリー定植
定植後降霜が続いていますのでちょっと心配です。

収穫せずに残して有った越冬人参を収穫して食しましたが
ボケた感じで甘みも落ちていました。
従って収穫時期を12月下旬から3月上旬までと決めました。
12月に収穫して土中で保管する事も考えましたが、微妙に
味が変化する為、販売直前に収穫する必要が有ります。
しかし最低気温が零下10度になる地域ですので、晴天日しか
収穫出来ないのが残念です。
3月30日
今年初めて栽培するブロッコリー圃場
マルチ延長は約650mです。
3月19日 パセリ2回目植え直し完了 約650株でした。
2月に毛苗で植え直しした株が活着しませんでした。
今回は全部ポット苗ですのでこれでほぼ植え直しは終了となります。

天候の変動が激しくて先週曇天から急に晴天となったわずかな時間で
パセリに灼けが発生しました。
昨年の様な植え直す必要は無くて灼けた株の収穫開始が10日程
遅れる程度です。

今週わらび圃場の施肥を行いましたが、明日薄く耕起する予定です。
2月28日 糖度が高く果物のような甘さでジュースに最適な
「○○ー○にんじん」と称する人参を通販で購入。
到着して直ちに試食

・・・ 確かに特有の人参臭は少ないのだが
何か味が薄っぺら。
良く言えばさっぱりしているのだが食べた後
何も残らない感じでした。
ジュースにしても水で薄めた感じで甘さもほどほど
結局糖度測定用に少量残して後は捨てました。

これでますます当農場産のにんじんの味に自信を
持ちました。
絶対勝てると・・!?
やはり冬の厳しい寒さがにんじんをより甘く育てるのです。
今年人参は5aの作付け予定でしたが、ブロッコリー栽培地を
ブロッコリー収穫後人参栽培地にする事にします。
面積は約10a。

新たに8月収穫のカリフラワーを試験栽培予定。
3種類の種を蒔いて試験の予定です。

3/1 追記
上記購入品のにんじんの糖度を調べたところ
糖度6、ジュースにして糖度7でした。
当農場産は糖度8、ジュースにして糖度10でしたから、
甘さが全然違います。
2月25日
パセリ 灌水

例年の如くですが、毛苗を植え直しした所は再び枯れる
率が高いです。
ポット苗を植えた所はほぼ大丈夫でした。
本日計測した所欠株約500
ポット苗は500用意して有りますが不足する可能性が
有りますので来週追加予定です。
3月中下旬頃再度植え直し予定です。
更に1箱育苗中ですがこれはポットに移植して余ったら
販売する予定です。

↓は3号棟の様子
2月22日 パセリ植え直し用に500ポット移植しました。

越冬にんじんは甘くおいしいと大好評でして喜んでいます。
しかしすべて収穫が終わりましたので1年後となってしまいます。
わざわざJA直売所に買いに行ったけれど無くて、やむなく似た
ネーミングの「雪・・・・」と表示されたのを買ったけれど全然
味が違ったと複数の方から言われました。
もっとも私もそれを買って試食済みでして、自信を持っておりました。
今年の作付けは5aの計画ですが、身近に借用できる適当な畑が無く
又播種時期が山ごぼうと重なるため大幅には拡大出来ません。
2月20日 今年の作付け計画
 パセリ:ハウス(21a) 露地無し
 ブロッコリー:10a
 アク無しわらび:10a
 山ごぼう:40a
 越冬人参:5a
 たらの木:少々
農地の総面積は1.9haですので効率的とは言えませんが
作業性を第一に考えていますし、休耕圃場も有ります。
農地保全の為約46a(2枚)を貸したいとの話が有ります。
2月5日 パセリ植え直し8棟中6棟終了 約1,000株でした。
水分量が多い棟ほど植え直し本数は多い傾向ですが
では水分量の多い場所がそうかと言うと必ずしも限らない。
パセリは本当に難しいです。

にんじんは残り僅かとなりもう1回で終了となります。
直売所に出しても1日分程度ですので、このまま放置して
自家消費用にとも考えています。
味の評判は大変良かったですので、今年の作付けは
大きさを揃えられるようにと考えています。
2月1日
にんじんの糖度に付いて

当農場産のにんじんの糖度は最終的に下記の通りとなりました。
にんじんを切断して汁を取り出して測定−−糖度8
ジューサーでジュースにして測定−−糖度10
1月30日 山ごぼう 漬け直し
  漬け汁を再度煮沸して山ごぼうにかける。
  もう充分に漬かっているのですが、4ヶ月漬ける事になっているので
  3月下旬までの予定です。
  味見しましたがほどよい味に出来ています。

にんじんは直売所で予定以上に売れていて、明日、日曜日も収穫することに
しました。
しかし既に半分以上収穫してしまいましたので、後1週間で終わりです。
予定では1,000本以上収穫できるはずでしたが、そんなに無いですね。
播種が少し遅れた事と、8月の雨の影響かと思います。

来週はパセリの植え直しの予定。
今年から1月上旬の植え直しは止めて、2月になってから行うことにしました。
ポットで約300、苗箱1箱約1,000株用意して有ります。
育苗の灌水にはセラ水を使用して、強い苗作りを心がけています。
1月28日 にんじんジュース
にんじん約1Kgで約500ccのジュースが作れます。
レモン汁を加えるとにんじん臭と甘みが抑えられてとても
飲みやすくなります。

追記
にんじんを絞ったカスは、挽肉と混ぜて肉だんごにして食べると
ヘルシーです。
比率は挽肉6:にんじんカス4が適当かと思います。 
1月27日 糖度10!
本日にんじんの糖度を測定した所なんと「10」でした。
甘いはずですよね。
1月25日 形が悪かったり小さすぎて販売できない人参から作った「にんじんジュース」
これが予想以上に甘くて美味♪
・・と言うよりか甘すぎる(笑)

言葉で言い表せばバレンシアオレンジのジュースを濃くした感じでしょうか?
大のにんじん嫌いだった私がおいしいと感じるのですから、にんじん嫌いの方
にお勧めです。
もともと甘い品種ですが、畑の表土が凍る厳冬の中、籾殻と稲藁で被い
土の中で熟成させた越冬にんじんです。

しかし、これだけのジュースを作るのに使ったにんじんは2Kg近くでしょうか?
大変贅沢なジュースです。
今回で2回目の試験的な栽培でしたが、今年から本格的な栽培に向けて
栽培面積をどの程度にするか、そして販路も考えて行きます。
今年の販売価格は1Kg当たり200円を基準としています。

追記
生育途中の10月に測定した糖度は6.5
今ならどの程度でしょうか? 推定7〜8程度かな?
近日中に測定を依頼しようと考えています。
なお昨年ネット通販で糖度8と表示していたにんじんを購入しましたが
甘みが薄くて測定したら5.0程度でした。
こんな売り方許せませんね。

にんじんジュース1 にんじんジュース2
1月23日 にんじんをJA直売所(あじ〜な)にて販売開始

様子見で12袋出しましたが、昼前に見に行ったところ残り1袋のみ。
ちょっと心配しましたが順調なスタートでした。
ほうれん草は完売していました。
ほうれん草は収穫できる畝はすべて取り終え、残り7畝の収穫は
1〜2ヶ月後になりそうです。
(現在3畝にトンネルをかけてあります)
1月16日 昨年9月に播種したほうれん草、色も良く育ったので直売所に
出すことにしました。
量は少ないですが、15日−8袋、16日−22袋、完売でした。
最も全国的にほうれん草が品不足で高値ですので売れて当然?
直売所では3軒の出荷者の中で一番高い価格設定(128円/200g)
でしたが見た目の良さは1番かな?
ほうれん草は残っていた種を蒔いただけで、販売するつもりは
有りませんでした。
もちろん農薬使用無しです。

本命は越冬にんじんですが、中古の洗浄機を入手しましたので
来週試運転して、天候を見ながら収穫を始める予定です。

1月9日
山ごぼう
しょうゆ漬け
挑戦記録
本格的山ごぼう しょうゆ漬け
11月26日
塩漬け

材料
  山ごぼう 3Kg
  塩    300g
  水  5L

山ごぼうを水洗いして塩漬け
重石は約5Kg
12月26日
下漬け
材料
 醤油 約2L
 みりん 約0.8L

1)塩漬けした山ごぼうを水洗いして水切り
2)醤油とみりんを合わせて、鍋で沸騰させる。
3)沸騰したら山ごぼうにかけて漬ける。
1月9日
本漬け
材料
 もろみ  1.8L
 中ザラメ 2Kg


1)山ごぼうをざるに移し

2)その汁にもろみとザラメを
 加えて沸騰させる
しょうゆ漬け3





3)山ごぼうにかけて漬ける
しょうゆ漬け2





一ヶ月ほど経ってから
味見する予定です。

どんな味になるでしょうか?
しょうゆ漬け1

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